パチスロのおすすめ関連記事スロットのフリーズは色々と種類があるので、本記事ではプレミアフラグで大当たり確定演出となる事をフリーズと称します。
スロッター同士の「リゼロのフリーズ引いた？」みたいな会話のフリーズとは大概ロングフリーズの事を指すので、フリーズ＝確率の低いプレミアフラグという認識でOKですね。
ガチのスロッターとしてはフリーズ狙いでプレイはしないと思いますが、エンジョイしたいスロッターは好きな機種でフリーズ引くまで打ちたいという心情があるはずです。
ところが6号機になってから、フリーズがやけに重たいフラグとなり、しかも出玉もめちゃめちゃ少ない。
せっかく引いたプレミアフラグがどうしてこうも不遇されているのか、ホールで落ち込む前に確認しておきましょう！
そもそも6号機に好きな機種があるのか
フリーズ引いたから好きになるパターンもある
もくじ
パチスロのフリーズとは？
フリーズはリール回転が急にストップしたり逆回転したりと、リール操作を受付けなくなるような状態の事を指します。
一般的にフリーズというと大当たり確定のプレミアフラグの事を指します。
ですが、プレミアフラグではないフリーズ演出だと、「ショートフリーズ、リールロック」と呼称しプレミアフラグであるフリーズとは区分された呼び方になります。
フリーズの特典と演出
機種によって違いますが、大当たりするだけではなく連チャン率が上がるなどのフリーズ恩恵を得られる場合も多くあります。
アニメタイアップ機種であれば感動的な場面や最終話などの名場面演出が発生しますが、フリーズ選出の発生確率が極低確率に設定されています。
そのため好きな機種のフリーズ演出を「1度は引いてみたい演出」の目標として何度も何度も打ち込むスロッターも多いのではないでしょうか。
最も有名なフリーズ演出はGODシリーズのブラックアウトフリーズですね！
フリーズと万枚はスロッターの夢
呑み屋でスロット話してるとこのどっちかになる
6号機フリーズの特徴
6号機フリーズはとにかく派手になった印象があります。
フリーズ確率は1/4,096～1/20万以上と機種によって差はありますが、共通して簡単に引ける確率に設定されていません。
これだけ重たいフラグなので、フリーズ契機にして6号機有利区間内の出玉上限である2,400枚を目指せるトリガーとなる恩恵に設計されている機種がほとんどです。
ただし2,400枚完走確定となるような恩恵を搭載した機種は実はあまり多くありません。
例えば1/100,000のフリーズを引いたとしても、直接の恩恵としては500枚、1,000枚程度の出玉となる事は結構ざらにあります。
発生確率がとんでもなく重たいのに一撃出玉はそこまで期待できない、というのが6号機フリーズの最も顕著な特徴だといえます。
6号機代表的なフリーズフラグと演出の紹介
リゼロ
※音量注意
確率：1/200,000
恩恵：有利区間完走確定
期待値：2,400枚
出玉より演出に感動すると話題のリゼロフリーズ。
かなり厳しい確率の発生条件ですが、ホールでなんとしても引きたいというスロッターは多いかもしれませんね！
有利区間には獲得上限と、G数上限があるのでG数が残っていれば2,400枚獲得できる。
有利区間が残っていないタイミングで引いても完走が確定するだけなので獲得枚数が少なくなる可能性はある。
吉宗3
確率：不明
恩恵：BB+初回は15代の夜確定
演出はパロティが沢山で面白いかもしれないが、この手のフリーズ演出はヤマサの天下布武でお腹いっぱい。
恩恵としては有利区間完走とまではいかないが、15代の夜が強いので1,500枚程度の出玉は期待したい。
バジリスク絆2
確率：不明
恩恵：PBC確定
PBCの恩恵はAT+高継続のATとなっていますが、実際フリーズを引いた方のTwitterでは500枚で終わったとの事。
まさに6号機フリーズの典型的なパターンではなでしょうか。
PBCの確率だけでも1/70,000以下であり、そのうちのどの程度がフリーズ演出となるのはわかりません。
共通ベルからPBC重複はなんとびっくり1/10,765,830。
全く引ける気もしませんが、出る気もしなくなってくる。
演出は初代からずっとこのフリーズですね。
地獄少女3
確率：1/65,536
恩恵：つぐみフリーズ＋ATストック10個
期待値：約2,000枚
地獄少女3は設定6だと機械割が6号機最高の114.9％です。
つぐみフリーズだけでも期待値約1,000枚となる上乗せ特化モードですが、ロングフリーズを経由するとAT初期ストックが10個ついてくる。
有利区間完走目前となるようなトリガーです。
期待値と発生確率からこのくらいのフリーズだったら許せるかな、といったところ。
ただ、あまり打つ機会はなさそう。
6号機のフリーズ確率は出率試験を通過するために重く設定されている
ポンポン恩恵の強いフラグを引いちゃうと出率試験に落ちてしまう事が6号機フリーズの確率が重たくなった要因です。
6号機の一撃上限2,400枚というのはスロットをする皆さんは既にご存じかと思いますが、400G間で33.3～220%の出率を維持しなければいけないという6号機の出玉規則はあまり知られていません。
実際に遊技テストをして、この規定ゲーム数、規定出率を維持しなければ出率試験には通過できないという規則があります。
稀にフリーズするくらいならOKだけど、短いスパンで出玉がドバドバでてしまうとテストに落ちてしまいます。
それが仮にたまたま引いてしまったものだとしても、容赦なくNGという結果を突き付けられテストを受けるたびに数百万円をメーカーは負担します。
検定を通過できるバランスに調整されている
スロットは確率機なので、1/100万の確率を2回連続で引くこともあるかもしれません。
それは理論上の話であって、現実にはなかなか起こり得ない数値です。
フリーズ恩恵をそれなりに強くしようとしたら、その起こり得ないようなフラグ確率に設定しなければ6号機の出率試験に通過できるバランスにならなくなってしまう。
これが5号機時代よりもフリーズ確率が重たくなっている要因です。
▼6号機の規制についてはこちらをご参考ください。
6号機フリーズフラグは稼働を上げるために必要
一撃2,400枚上限がある6号機とプレミアムフラグは相性が悪い。
1/60,000くらいのフラグを引いて500枚で終わってしまったら、なんとなく損した気分になるし、「6号機クソだな」と思うかもしれません。
だとすればフリーズはない方がいいのではないか？
でもこういったフリーズなどのプレミアフラグを搭載している事で稼働が上がるのも1つの事実。
稼働がない台は売れない。稼働がない台はお店側が設置しにくいのでメーカーは儲からない。
製作のメーカーサイドとしては、フリーズを極低確率で搭載して稼働を少しでも長引かせようとするのは理解できます。
一滴のカルピスを極限まで薄めようみたいな話
フリーズがあってもなくても出玉がないのは変わらぬ事実
6号機ではフリーズを引いても出玉上限は変わらない
これまでフリーズといえば、万枚のトリガーや期待値3,000枚以上のフラグが多く存在していました。
ですが6号機ではどれだけプレミアムなフラグになっても、有利区間の一撃出玉上限は変わらず2,400枚です。
6号機の場合、1回の有利区間内で出玉上限が2,400枚と定められているので、連チャン内での一撃出玉上限にはリミットがあります。
▼有利区間については以下をご参考ください。
6号機で万枚は夢？6号機で万枚達成のためにはフリーズ以外も必要
パチスロは確率機なので6号機でも万枚達成は不可能ではありません。
フリーズ1回だけでは万枚に到達する事はないので、1日に何度もフリーズを引くなど、色々な要因が重なり合えばもしかしたら万枚に到達するかもしれません。
ただ、フリーズを含めた何万分の1の確率を日に何度も引く必要があります。
そのくらいの強運と引きをもっているなら別のもので使いたいですね！
また、6.5号機以降では、有利区間の頭が強い仕様の機種が多く、有利区間の完走後は再び有利区間完走のチャンスに移行するものも増えてきました。
この仕様により万枚の達成が以前より多く見られるようになりました。とはいえ、今でも万枚到達まではかなり困難な道のりであることに違いはありません。
▼6号機の万枚については以下をご参考ください。
まとめ
6号機のフリーズは重たいけど2,400枚が上限であるのは、有利区間が原因であるというのは理解していたかと思います。
6号機のフリーズはやけにフラグが重たい理由や、せっかくのフリーズを引いても出玉が500枚程度しかないという理由が出率試験にかかわっている。というのはあまり知られていないかもしれません。
製作サイドも発生確率と恩恵のバランスをうまく調整しているとは思いますが、6号機ではフラグ確率と実際の出玉がアンバランスになる事は今後も当たり前だとして打っていかないといけません。
なんだか気が重くなりますね。
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