パチスロ

パチスロの期待値の意味とは?計算方法や期待値だけでは勝てない理由を解説

2021年10月8日

パチスロの期待値

期待値がプラスなのにどうして負けるのか、と落ち込む事はありませんか?

情報過多のネット社会ではパチスロの期待値が当たり前のように情報として出てきますが、実際にはこの期待値を追うだけでは勝てない、結果負けてしまうというのはよくある事です。

今回はなぜ期待値を追っているのに期待外れな結果になってしまうのか、期待値は嘘なのか?という部分を考察していきます。

Mr.リス

そもそも期待値って本当に期待できるのかな?

鉄拳チャンスは本当にチャンスなんだけど期待値はわからないね!

ななちゃん
診断コンテンツ

パチスロの期待値とは何か?

疑問

パチスロにおける期待値とは、どこから打ってどこでヤメるかを条件にして「平均的にどのくらい勝てるのか」を数値化した値です。

例えば天井1,000Gの機種があって、500Gから打つと設定1も平均で+400枚ですよ、みたいなものが期待値です。

機種や条件によっても様々ですが、より期待値が高い条件でスロットを打つ事ができれば勝率は高くなります。

それこそ天井1,000Gの機種を950Gから打てれば期待値も高く、勝率も高くなりますよね。

データランプ

忘れてはいけないのが、打ち始めと打ち終わりが期待値の条件になっている事と、期待値とは特定条件下での平均値であること。

これらは必ず把握しておいてください。

また期待値に関しては機種に書いてあるわけではないので、代表的な6号機の期待値プラス域は以下でまとめてあります。

6号機の期待値まとめについてはこちらをご参考ください。

>>6号機の期待値まとめ

パチスロの期待値計算の方法は複雑

複雑

期待値を手計算するのはかなり難解です。

まず設定に対する大雑把な期待値計算は簡単なので、こちらは簡単に公式だけ紹介します。

計算式

期待値=(回転数×3×機械割)-(回転数×3)

これで計算する事ができます。

機械割110%の機種を5,000回転すると仮定した時の期待値

(5,000×3×1.1) - (5,000×3)=1,500枚

期待値はプラス差枚で1,500枚ある、という事になります。

これはかなり簡単な計算です。

ここからが複雑で、この考えをベースにゾーンのある機種であればゾーンの当選期待値と出玉期待値を計算します。

打ち始め時の天井到達期待度と天井恩恵のプラスマイナスはどのくらいなのか、非天井時はどのくらいの出玉期待があるのか、などを機種の特色を数値化して計算をしていきます。

手軽にスロットの期待値を知るなら「期待値計算アプリ」がおすすめ

期待値は機種や天井の有無などさまざまな条件で変わってくるため、計算するのが難しいと感じる人もいるでしょう。

そんな方におすすめなのがスマホの無料アプリ、「天井期待値早見ツール スロットパチスロ期待値 ベガ立ち」を利用すること。

オフラインでもパチスロの天井期待値を確認でき、フィルター機能で自分のボーダーラインに沿ったゲーム数を知れるなど、シンプルでアプリです。

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期待値だけではパチスロに勝てない理由4選

期待値がプラス域なのに、どうしてもパチスロで負けてしまうという方のために、なぜ期待値だけではパチスロに勝てないのか。その4つの理由を考察していきます。

期待値がプラスでも勝率が100%になる事はない

注意

期待値と勝率を勘違いしてはいけません。

期待値というのはあくまでも平均値であり、勝率を数値化したものではないからです。

平均がプラスなのだとしたら、それを毎回追いかければ平均に収束するわけだから最終的に勝てるでしょ、というのも理論としては正解ですが、それを実際の行動にすると相当大変です。

何故なら平均を出すための試行回数は100200回程度では全然足りないからです。

特にスロットの期待値のように様々な条件が影響するから計算するのが複雑になるのであって、ちょっとした引きで大きな影響を与えるポイントが複数あります。

結果としてその平均値がプラスだとしても、平均に収束するまでの試行G数は1億回転以上あっても足りないかもしれません。

期待値がプラスなら勝率は高くなるかもしれませんが、100%勝てるという事はありえません。

営業時間と消化時間の時間的な要因

時間

パチスロホールには営業時間があり、スロットはウェイトという縛りがあるのでボタンを連打しようがレバーを連打しても1回転のスピードは変わりません。つまり、時間的な制限を受けるという事です。

仮に300G~プラス域の機種がちょうど300Gで捨ててあるとします。

ところが閉店30分前です。

この場合計算上の期待値はプラスかもしれませんが、初当たりまでの時間と、当たりを引いてから出玉を得る消化時間を考慮すると30分以内でプラスにするのは難しいでしょう。

これは極端な例かもしれませんが、期待値というのはプレミアフラグで数千Gが上乗せされる可能性も考慮されて計算されているので、制限時間で損をするという事も頭に入れなければいけません。

パチスロはメーカー発表の機械割と、実機械割で相当差があるとされています。この要因も営業時間とウェイト制限での時間的な要因で機械割を落としていて、期待値にも同じ事がいえます。

換金ギャップでの誤差が期待値を大きく下げる

換金ギャップ

これはスロッターを悩ませる大きなポイントです。

全国的に等価交換禁止の流れになってきており、一部地域を除いて等価交換はできません。

47枚貸し、6枚交換のホールで、期待値プラス110%を2,000回転打ったとしてもマイナスにすらなり得ます。

換金率に関しては、ホールと換金所は提携していないという体裁で運営しているのでお店では換金率は公表されていない。

それを理由にあまり気にしていない方も多くいるかもしれませんが、期待値を細かく追いかけるのであれば換金ギャップは絶対に無視してはいけません。

換金ギャップでの損失は期待値を大きく下げる事に直結します。

▼換金ギャップについてはこちらをご参考ください。

>>パチスロの46枚、47枚の交換率ギャップについて

期待値を徹底できるメンタル面も重要

本当に期待値だけを徹底して追う事はできますか?という質問に、仮想ではYESと答えられても実際は全然違うアクションをしてしまうものです。

冒頭でも書きましたが、期待値は「打ち始めと打ち終わり」までを指します。

例えば200Gのゾーン当選率が30%くらいかるからここだけ打つと期待値はプラスという状況があるとします。

1,000円、2,000円だけ使って本当にヤメる事ができますか?その時にレア小役を引いてずるずると打ち込んでしまったりしないだろうか?

また初当たりが思うように伸びず、もうちょっと追ってワンチャンス、といった行動にならないだろうか。追加で追った瞬間に期待値から外れるので当然マイナスになりやすくなります。

実際に期待値を徹底したパチスロは面白くありません。打ちたくてもヤメなければいけないし、逆に打ちたくなくてもやらなければいけません。

これらを徹底できるだけの知識とメンタルは相当なものが要求されます。

パチスロの期待値は嘘ではないが、過信しても勝てない

期待値

期待値を追いかけると勝てない、というわけではなく重要なのは期待値「だけ」では勝てないという部分。

いきなりですが、パチスロで勝つのは簡単です。

毎日10万持っていって、好きな台を打つ。何も考えなくても一週間やれば1回くらいは勝てると思うので、実際難しい事ではありません。

でもこれって屁理屈ですよね。1週間の収支ではボロ負けです。

ではできるだけ安定してパチスロで勝ちたいと思った時に重要になってくるのは「期待値×設定看破×ヤメ時の徹底×ホール選び×知識×メンタル、そして運」おそらくこの要素全てが必要になってきます。

期待値を否定しているわけではないが、確実にいえるのは期待値だけを過信してはいけないよ、という事。

期待値プラスなのになぜ負ける…と落ち込む前にそれだけでは勝てないのだという事を知る事が重要です。

ななちゃん

期待値追ってても勝てないから気にしない事にしたよ

正直勝ちにこだわらないスロットの方が楽しいよね

Mr.リス

期待値と6号機スロットの相性

リゼロ、吉宗3

6号機でもハイエナは可能ですが、期待値を追うのにはあまり適さないでしょう。

5号機よりも設定に忠実な出玉になる事と、稼働も悪い事から6号機ではお店側も設定を入れにくい状況です。

6号機は有利区間の特性上、ボーナス後即ヤメ台を多く見かけると思います。

6号機では出玉の規制があるので、まとまった出玉の後は無抽選ゾーンがあったり、期待値が明らかに低い状態滞在する機種が多く存在しています。即ヤメ台が多くなっているのはそのせいです。

6号機自体には期待値を追いかけやすい機種が多くありますが、今のホール状況では期待値を追いかけて立ち回れるほどの台がゴロゴロ落ちているとは考えられません。

結果、心の中では期待値を追いかけているつもりでも、ちょっとした妥協で打ってしまい負けてしまうというパターンもあるはずです。

6号機が置かれている状況と、期待値を追うという行為の相性は悪いと考えます。

▼オワコンの6号機では期待値を追いかけても無駄かもしれません。

>>6号機はオワコン状態!パチスロ業界終了のお知らせ

パチスロは期待値よりも一撃出玉の方が魅力はある

沖ドキ、凱旋

スロッターも人間ですから考え方が違うのは当然ですが、5号機に比べ6号機の稼働が悪いのは一撃出玉に魅力がなくなったからです。

例えば5号機で人気だったのは、「沖ドキ」や「GOD凱旋」など、低設定だとしてもたまに出るとんでもない連チャンと一撃の爆発力が魅力で、稼働も強かった。

大工の源さん

パチンコで人気となった「大工の源さん超韋駄天」「ダンバイン」なんかも演出がどうとかではなく、一撃の出玉に魅力があったから高稼働だったというわけです。

答えはシンプルです。

スロットは一撃出玉がある方が魅力的でみんな大好きだという事。

期待値を追いかける事を否定しませんが、出来れば期待値を追いかけながら一発の爆発力も夢みたい、それこそスロットの醍醐味だと思いますよね!

まとめ

期待値とはあくまでも平均の値であり、この平均は100200回程度の試行回数で出た数値ではありません。

スロット専業の方でなければ、期待値を追いかけてもいい結果にならない事が多くあります。

期待値はあくまでも打つ根拠の1つにするくらいがちょうどいいでしょう。

期待値を追いかけて徹底的に勝負にこだわるのであれば、換金ギャップや設定看破も同時に行いましょう。

さらに、好きでもない機種を打ち続けたり、続けたくても期待値マイナスになるからという理由で即ヤメを徹底しなければいけなくなります。

それって本当にスロットとして楽しめますか?と問いたくなるし、楽しめないスロットは苦しいだけです。

期待値をなんとなく意識しながらも、やはりスロットは一撃のロマンを追いかけたいですよね!

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是非チャレンジしてみてください!

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