ブラックジャックにはベーシックストラテジ―と呼ばれる、勝率が高くなる戦略があります。
バカラでは罫線を使って流れを読み、プレイヤーまたはバンカーのいずれかにベットするかを判断するなどの戦略があります。
ブラックジャックやバカラと同じように、ルーレットにも同様な戦略がシフトベット法と呼ばれるものです。
ここではシフトベット法の詳細について説明をしていきます。
ルーレットは運の勝負だけじゃないんですね!
ルーレットにも色々な戦略があるから分かりやすく解説するね。
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もくじ
ルーレットで使える「シフトベット法」とは
シフトベット法は、セクションストラテジーゾーンストラテジーなどの言われ方もする、ルーレット戦略です。
ヨーロピアンルーレットで用いられる、ネイバーベット法もシフトベット法のひとつ。
シフトベット法はルーレットのゲームの流れや、出目の傾向を利用したベット法です。
前回の出目に近いエリアの数字が出やすいか、近い数字は連続しない傾向にあるかとの予測を直近の数ゲームの傾向から読み解き、ベットしていきます。
同じ9個から10個の数字をストレートアップでベットするにしても、直感でひらめいた数字や好きな数字にベットし続けるより、エリアを決めてどのエリアの出現率が高いかを予測した方が的中効率をあげられます。
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シフトベット法はアメリカンルーレットで使われる
シフトベット法は、ダブルゼロのアメリカンルーレットで使われます。
一方、ヨーロピアンルーレットでは、同様の考え方でシフトベット法を行う方法がありますが、これはネイバーベット法と言われます。
どちらも考え方、戦略の手法は同じものです。
ポイント
シフトベット法=アメリカンルーレット
ネイバーベット法=ヨーロピアンルーレット
▼ネイバーベット法についてはこちらをご覧ください。
ルーレットのシフトベット法の使い方
まずルーレットのホイールを4分割にする
アメリカンルーレットでは「0」と「00」のグリーンのスポットは、ホイール上で対称の位置に配置されています。
「0」と「00」と「1~36」の合計38の数字で構成されるホイールです。
シフトベット法では、このホイールを「0」と「00」を含むエリアは10個の数字、含まないエリアは9個の数字で4分割します。
・Aエリア…「23,35,14,2,28,0,9,26,30,11」
・Bエリア…「7,20,32,17,5,22,34,15,3」
・Cエリア…「24,36,13,1,00,27,10,25,29,12」
・Dエリア…「8,19,31,18,6,21,33,16,4」
Aエリア「0シフト」…「23,35,14,2,28,0,9,26,30,11」
Aエリアは、「23,35,14,2,28,0,9,26,30,11」の10個の数字で構成されます。
エリアを覚えるためには「伊藤兄さん」と覚えると。
エリアの端の「11」と中心の「0」で「イトウ」、もうひとつの端の「23」で「兄さん」と覚えると覚えられます。
配置は第1ダズンのみ「2」「9」「11」と覚えると第2ダズンと第3ダズンは規則性があります。
第2ダズンは「中両端赤」、第3ダズンは「十字架」と覚えると簡単です。
Bエリア「753シフト」…「7,20,32,17,5,22,34,15,3」
Bエリアは、「7,20,32,17,5,22,34,15,3」の9個の数字で構成されます。
Bエリアは両端と中心の数字で「七五三」と覚えます。
配置は「右下がり」と覚えます。
第1ダズンは右下がりで4列目なし。
第2ダズンは中連続の右下がり。
第3ダズンは最後の2列の右下がりと覚えます。
Cエリア「00シフト」…「24,36,13,1,00,27,10,25,29,12」
Cエリアは、「24,36,13,1,00,27,10,25,29,12」の10個の数字で構成されます。
エリアは、両端と中心の「00」から「24時も00時も12時」と覚えると覚えられます。
配置は「端っこと三角」と覚えると覚えやすいです。
第1ダズンは「端っこデルタ(△)」
第2ダズンは右上がりの「対角線」
第3ダズンのみ「△上点」と覚えます。
Dエリア「468シフト」…「8,19,31,18,6,21,33,16,4」
Dエリアは、「8,19,31,18,6,21,33,16,4」の9個の数字で構成されます。
両端と中心の数字から「ヨーロッパ」と覚えると「4,6,8」が覚えられます。
配置は「真ん中」と覚えると覚えやすいです。
第1ダズンは「中三角」
第2ダズンは「中四角」
第3ダズンは「中右上下」と覚えると覚えやすいです。
出目の傾向を確認する
ポイント
- 履歴の表示されるルーレットでは、履歴を確認して同じエリアが連続するのか、はたまた連続傾向にないのかといった事柄を確認。
シフトベット法を行うためにはまず、傾向を探ります。傾向を探るのに最も有効なのは、履歴の確認です。
ただし、ビデオルーレットの場合は履歴が表示されないものもあるため、「赤・黒」にベットをして傾向を探るのが効果的。
ボールが落ちたエリアにベットするか?それ以外のエリアにベットするかを判断する
連続すると判断した場合は、同一エリアの9個、または10個の数字全てにベット。
逆に連続しないと判断した場合は、残りの3つのエリアから一つを選択し、同様に選択したエリアの9個、または10個の数字全てにベット。
これまでの傾向から、ボールが落ちたエリアが連続するか、連続しないかの予測をします。
ビデオルーレットは同じタイミングでスピンさせる
ビデオルーレットは、同じタイミングでスピンさせることを心がけるようにしましょう。
例えば「0」がこの位置に来たらスピンすると決めて、同じタイミングでスピンをするのもひとつの方法。
スピンのタイミングとするならば、同じタイミングで押すことが結果に影響を与えるかもしれません。
信じるも信じないもあなた次第といった要素ですが、勝ちに対する執着は幸運を呼び込みます。
各エリアごとに語呂合わせがあって覚えやすいです
慣れてくれば語呂合わせも必要なくなるからプレイすることが大事ね。
シフトベット法をアメリカンルーレットで実践
アメリカンルーレットのテーブルゲーム版で実践をしてみました。ゲームを立ち上げると履歴は表示されていません。
また、ベットしないとスピンもできないので、黒に1ドルベットをして傾向を探ります。
傾向を探る意味でも黒に5回連続で1ドルをベットします。
その結果は?
- 1回目→黒「13」(Cエリア)
- 2回目→赤「27」(Cエリア)
- 3回目→赤「30」(Aエリア)
- 4回目→赤「7」 (Bエリア)
- 5回目→黒「17」(Bエリア)
5回の「赤・黒ベット」の結果はこのようになりました。
5回のベットを通じて得た情報から次に出るエリアを予想してシステムベットを実践します。
履歴が少ないながらも出現した傾向をたよりに予測を立てていきます。
1ゲーム目
5回のスピンでDエリアは1度も出現がなく、連続も2連続となっています。
「Bエリア」の3連の可能性もありますが、出ていない「Dエリア」の出現がそろそろと予想しました。
Dエリアの「8,19,31,18,6,21,33,16,4」に1ドルずつベットします。
2ゲーム目
6回のゲームで2連続の出現は2回、もう一度Dエリアと予測します。
先ほどと同じようにDエリアの「8,19,31,18,6,21,33,16,4」に1ドルずつベットします。
3ゲーム目
これまで連続2回、別エリア5回の結果から、別エリアであると予測します。
Bエリア同様にCエリアは連続しているので、これまで連続していないAエリアを選択します。
Aエリアの「23,35,14,2,28,0,9,26,30,11」の数字全てに1ドルをベットします。
4ゲーム目
予想が裏目に出たので、再びBエリアと予測します。Bエリアへの偏りがあるとの判断です。
Bエリアの「7,20,32,17,5,22,34,15,3」にそれぞれ1ドルベットします。
5ゲーム目
Bエリアが一番出ているので、Bエリアにベットします。
4ゲーム目に外れたら追うぞと決めていたこともあります。
Bエリアの「7,20,32,17,5,22,34,15,3」にそれぞれ1ドルベットします。
シフトベット法を使うメリット
シフトベット法も他のベット方法と同様にメリットとデメリットが存在します。
どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのかをしっかり把握しているのと、把握していないのでは結果に差が生じます。
シフトベットの特徴の理解のためにもしっかりと覚えておくことが必要です。
3回に1回勝てればプラスになる
シフトベット法を行った場合、的中すれば収支は26ドルまたは27ドルのプラスとなります。
そのため、4回に1回の的中では収支は若干のマイナスになります。
そして3回に1回的中できれば収支は、プラスを推移することになります。
理論上は約1/4の確率で的中させられますが、流れや傾向をつかんで1/3で的中させられれば収支はプラスです。
ストレートベットの勝率を上げやすい
ストレートアップベットでは1/38の的中確率ですが、シフトベットは9/38または10/38の確率で的中させることができます。
複数ベットなので自ずと的中率が上がります。
しかしこれ以上ベットする数字の数を増やすと的中率は上げられますが、せっかく的中してもそれほど利益を上げられなくなります。
ちょうどよいバランスの選択がシフトベット法では行われているのです。
短時間で大きく稼ぐこともできる
シフトベット方はストレートベットで賭けるため、的中すれば収支はプラス27ドル。
そのため、通常のストレートベットの勝率よりもはるかに勝ちやすく、大きな利益を短期間で手にすることもできるのです。
シフトベット法のデメリット
メリット同様にシフトベットのデメリットも知っておく必要があります。メリット同様に代表的なデメリットを2つ紹介します。
シフトベット法を開始するまで多少の手間と時間がかかる
シフトベットを始めるときは、出目の傾向を確認する必要があります。
ビデオルーレットの場合は、数ゲームベットする必要があるので、他の必勝法に比べて手間や時間がかかるのです。
そのため、短時間でサクッと稼ぎたいプレイヤーにとってはあまりおすすめできないでしょう。
複数賭けるため負け続ければ損失が大きい
1回のベットにかかる掛け金額は1ドルベットの場合で、9ドルまたは10ドルになります。
2連敗で18~20ドルの損失、3連敗で、27ドル~30ドル、5連敗となると45~50ドルと損失はあっという間に膨らむことになります。
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チップの配置が複雑で覚えにくい
チップの配置が各エリアで異なり覚えるのが大変です。覚える手掛かりとなる要素はありますが、やはり各エリアの配置を覚えるのは大変と言わざるを得ません。
ただし、ソフトによってはお気に入りのベットを登録できるものもあります。
同様にシフトベット法が選択できるソフトも存在します。残念なのはすべてにこの機能がついていない点です。
ただし、オンラインカジノのライブカジノで人気のライトニングルーレットにおいては、お気に入り機能が使用できます。
ここではお気に入り機能を用いてワンタップでまとめてベットする方法をご紹介します。
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スマホで簡単にシフトベット法をする方法
ここでは人気のエボリューションゲーミング社のライトニングルーレットで、お気に入り機能のやり方について解説していきます。
STEP1. 左下の☆マークをタップします(スマホ版)
ゲーム画面に入ったら、左下に表示される星マークをタップします。
STEP2. お気に入りのベットが出てくる
ここで好きなチップの配置を保存することができます。
保存は最後にベットした箇所が保存できますので、最初は手動でシフトベットの配置にチップを置く必要があります。
STEP3. 最初からいくつかのベット方法も用意されている
19-36を使ってベットしてみましょう。
▼19-36を使用してみました
ワンタップでまとめてベットできます。
最初から用意されたベット方法を使ってもいいですし、お気に入りに各シフトベットの方法を保存して使用してもOK!
こうしておけば、自由自在にお気に入りのベット方法をワンタップで行うことができます。
PCで簡単にシフトベット法をする方法
STEP1. PC版の場合はこのように右下側「☆」が表示される
スマホとはやや異なり、左下ではなく右下に表示されます。
STEP2. PC版はスマホ版と使い方が同様
スマホ版と同様、お気に入りのベットもできます。
STEP3. 最初から用意されているベット箇所も同じ
これらの賭け方をタップすれば、簡単にシフトベット法を利用することができます。
お気に入り機能が使えるととても早くて便利ですね。
ここでお気に入りベットの登録方法を詳しく説明しているよ。
まとめ
ルーレットをはじめとするテーブルゲームの醍醐味は、資金が増えることです。資金が増えるためには「連勝」がカギになります。
ルーレットの魅力は、シフトベットを利用すれば連勝で増える資金がベット額の「倍」ではない点です。
バカラ、ブラックジャックの2倍に対して、ルーレットはその倍の4倍に資金を増やすことができます。
当然、バカラやブラックジャックより的中確率は下がりますが、傾向を読み出目のエリアを予測することで的中率を向上させられれば、連勝も十分に狙えます。
バカラの罫線を読む、ブラックジャックのベーシックストラテジ―と同様にルーレットのシフトベットをマスターすることで、勝率の向上はもちろん、ゲームの楽しさも広がること間違いなしです。
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