

木下 悠
ディーラー歴10年以上 / 所属:煌Bar&Lounge
オンラインカジノで遊べるバカラでは、運任せのプレイだけではなく、しっかり勝率を上げていくことが可能です。
中でも、バカラのカードカウンティングは高確率で勝つなら必須のテクニック。
今回ご紹介するカードカウンティングは、一見難しそうに思われることも多い必勝法です。
しかし1度慣れてしまえば非常に簡単で、利益を上げることができる方法です。

カウンティングってブラックジャックでよく聞くワードですね。
とても強い手法なんだけれど、とても難易度が高いともいえるんだよね


なるほど。バカラではどのように使うのか教えて下さい!


もくじ

バカラのカードカウンティングとは?

バカラのカードカウンティングとは、その名の通り「配られたカードをカウントする」という必勝法になっています。
カードカウンティングはバカラのみならずブラックジャックなどでも有名な必勝法ですが、基本的な戦略は同じです。
バカラのカードカウンティングは、配られたカード全てを記録し、今後のゲームで使用されるカードを予測します。
カードを予測できればプレイヤーとバンカー、そのどちらが勝ちやすい状況なのかが一目瞭然となるのです。
基本的に覚える箇所はこの3つです。
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バカラのカードカウンティングで使われる基本用語

カードカウンティングの基本を理解する前に、テーブル上で使われる用語を覚えておきましょう。
バカラの基本でもありますが、よく使われる用語なのでおさらいとしても良いかもしれません。
デック(デッキ)
ジョーカーを抜いたトランプ52枚を1デック(1デッキ)と言います。

基本的にバカラでは6デックや8デックでゲームされることが多いため、それぞれのカード枚数は以下のようになります。
6デック=52枚×6→312枚
8デック=52枚×8→416枚
デック数によってカードカウンティングの難易度も変わってきますので覚えておきましょう。
シュー

シューとは、まだ使用されていないカードの束を表します。
バカラでカードカウンティングを行う際には、このシュー内のカードを予測していく必要があります。
これらのカードを覚えていくことをカードカウンティングと言います。
ディスカードホルダー

ゲームで使用された後に、カードをしまっておく場所のことをディスカードホルダーと言います。
バカラではスクイーズ(カードを曲げて数字を確認する行為)などもゲームによってはあるため、ディスカードホルダー自体が存在する場合と存在しない場合があります。
▼バカラの用語まとめ

ここで紹介した用語はバカラでもよく使われる用語だから覚えておいてね!
バカラのカードカウンティングが有効な理由

バカラはジョーカーを抜いた1デック52枚を基準として、6デックや8デックでゲームが行われます。
当然カードはシャッフルしてゲームが行われますが、配られるカードには必ず偏りが出てきます。
その偏りを利用して勝敗予測をしていくのが、バカラのカードカウンティングです。
シュー内にカードの偏りがあることで、バカラのルール上、バンカー・プレイヤーそれぞれに勝ちが続くことがあります。
シュー内に[4]以下のカードが多ければプレイヤー有利

プレイヤーが勝ちやすい状況は、シュー内に[4]以下のカードが多い場合です。
▼シュー内に[4]以下のカードが多ければ、プレイヤーは下記のような流れで勝利することができる

最初に配られた2枚のカードの合計値
- プレイヤー:[4]
- バンカー:[5]
Point1. プレイヤーは3枚目のカードを引く条件を満たす
3枚目のカード
- プレイヤー:[3]
- バンカー:カードを引けない
Point2. バンカーは3枚目のカードを引く条件を満たせずに勝負開始
カードの合計値
- プレイヤー:[7]
- バンカー:[5]
結果、プレイヤーの勝利となっています。
実際のゲームでもどのような流れになるか見てみましょう。
シュー内に[4]以下のカードが多い状況をシミュレーション
ゲーム1. 3枚目のカードを引く条件に該当

プレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当するため、3枚目のカードを引きます。
ゲーム2. 8vs5でプレイヤーの勝利

プレイヤー[8]:バンカー[5]でプレイヤーの勝ちとなりました。
シュー内に[4]以下のカードが多ければ、プレイヤーは3枚目のカードを引いても[10]を超えづらく、[9]に近づけやすいのです。
対してバンカーは3枚目のカードを引く条件によって、そもそも3枚目のカードを引けないこともあります。
こうしたバカラの基本ルールから、プレイヤーが勝利しやすいのです。

注意ポイント
[0]としてカウントされる[10・J・Q・K]などが多く残っているとプレイヤーのカード合計値に加算されないためそういった可能性も考慮する必要があるでしょう。
シュー内に[6]以上のカードが多ければバンカー有利

バンカーが勝ちやすい状況は、シュー内に[6]以上のカードが多い場合です。
▼シュー内に[6]以上のカードが多いと、下記のような流れでバンカーが勝ちやすい

最初に配られた2枚のカードの合計値
- プレイヤー:[3]
- バンカー:[6]
Point1. プレイヤーには3枚目のカードが配られる
3枚目のカード
- プレイヤー:[8]
- バンカー:カードは配られない
Point2. プレイヤーの3枚目のカードは8であったため、ハンドは1
カードの合計値
- プレイヤー:[1]
- バンカー:[6]
バンカーの勝利となりました。
こちらも実際のゲームでどのような流れになっているか確認しましょう。
シュー内に[6]以上のカードが多い状況をシミュレーション
ゲーム1. 3枚目のカードを引く条件に該当

プレイヤーは3枚目のカードを引く条件に該当するため、3枚目のカードを引きます。
ゲーム2. プレイヤーの3枚目が0のためバンカーはスタンド

プレイヤーの3枚目のカードが[0]であったため、バンカーは3枚目のカードを引きません。
プレイヤーのカード合計値は[4]から変わらず、3枚目のカードを引いたものの負けてしまいました。
今回、解説した「3枚目のカードが配られる条件」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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カードの残り方によってどちらが有利なのか、こんなにも変わるんですね!
うん!これを利用してほぼ確実に勝率を上げていくのがカウンティングなんだ!

バカラでカードカウンティングをする方法

前項で解説したバカラにおけるカードカウンティングの仕組みにより、本来難解なカードカウンティングも簡単に習得できます。
カードカウンティングはランドカジノでは禁止されており、通常ゲームでは効果を発揮しません。
カードカウンティングが力を発揮するのはオンラインカジノなど、メモや記録が可能な場合にはぴったりです。
デック数を確認する

あらかじめ必ず確認しておくべきなのはデック数(デッキ数)です。
6デックor8デックによって各カードの残数が異なってくるので、カード残数をチェックする際には事前確認が必須です。
デック別の各カード枚数は上記のようになっています。
あらかじめメモなどしておき、正確にカードをカウントできるようにしておきましょう。
ポイント
事前にデック数(デッキ数)を確認しておく
数字別に使われたカードをカウントする

カードカウンティングはその名の通り、カードをカウントする必勝法です。
手書きのメモなどの場合はアナログにはなりますが、図のように出たカードの枚数を記録していくと良いでしょう。
そしてゲーム後半、カウント数が少ないカードが[4]以下が多ければプレイヤーに有利な状況。
カウント数が少ないカードが[6]以上が多ければバンカーに有利な状況と考え、勝敗予測をしていくことができます。
カードカウンティングを行ううえで、知りたいことは「シュー内のカード残数は[4]以下が多いか、[6]以上が多いか」です。
▼「A~4」と「6~K」に分けてカウントするのも良い

プレイヤーとバンカーに分けてカードをカウントする


さらに詳しくカードカウンティングを行っていくのであれば、プレイヤーとバンカーに分けてカードをカウントすると良いです。
このメモを見ればひと目で偏りがわかるので、より正確にカウントしていくことができますよ。

最もアナログな方法だけどとても正確にカウントしていくことができるよ!
地味だけど簡単に僕でもできそうですね!

ワンランク上のバカラカードカウンティング

バカラで使われるカードカウンティングは、前項のように配られたカードを丁寧に記録していく必要があります。
これを仮にランドカジノで行おうとすれば、記録力に頼るしかありません。
ランドカジノではメモが禁止されているため、相当な記憶力がなければ難しいでしょう。
そんな中、バカラのようにカードカウンティングが有効なブラックジャックでよく使用されるカウンティング方法があります。
ハイローシステム

カードカウンティングの種類はいくつもありますが、中でも最も有名な方法はこのハイローシステムです。
カードをグループ分けしてカウントしていくことで、非常にカウントしやすく扱いやすいカードカウンティングになっています。
各カードをグループ分けして、場に対象のカードが出たらグループごとに設定されている「+1 / ±0 / -1」などのカウントを行っていきます。
ブラックジャックとは少し捉え方が異なりますが、そのカウントの合計がマイナスになっていれば[0]のカードが多く場に出ているということ。
つまり、「2~6」のカードを引きやすい状況ともいえます。
逆にプラスになっていれば「2~6」のカードが多く場に出ていると判断できます。
先ほどとは逆で[0]を引きやすい状況と判断できます。
この計算方法でプレイヤー・バンカーのどちらが有利な状況なのかを判断することができるでしょう。
▼ブラックジャックカウンティングの種類
バカラのカードカウンティングツールとは

バカラやブラックジャックで良く利用されるカードカウンティングですが、メモや記録が大変だという方向けにツール・アプリなども存在します。
基本的には無料で使えるものが多いですが、自作するメモと基本は変わらないので気になる人は見てみても良いでしょう。
バカラでカードカウンティングを行う際の注意点

最後にバカラでカードカウンティングを行う際の注意点を解説します。
カードカウンティングの効果は強いですが、その分、あらかじめ注意しておかなければならないことも多いのです。
カードカウンティングの効果は終盤に発揮される

カードカウンティングはカードの偏りが多ければ多いほど、今後の勝敗予測をしやすく精度が上がります。
そのため、序盤での判断はまだ精度に欠けるところがあり、実際に効果を発揮するのは終盤になってきます。
カードの偏りが多く、なおかつシュー内のカードがシャッフルされていない終盤に判断材料として使うのが良いでしょう。
通常ゲームではカードカウンティングの効果は期待できない

ディーラーがコンピュータであったり、シュー内のカードがシャッフルされるタイミングのわからないテーブルゲームでは、カードカウンティングの効果が期待できません。
シャッフルのタイミングがわかるのはライブカジノだけですので、カードカウンティングを行う際はライブカジノで使用しましょう。
オンラインカジノならば多くのライブカジノが用意されているので、ぜひライブカジノで利用していきましょう。
ランドカジノではカードカウンティングが禁止されている

バカラでもブラックジャックでも、ランドカジノではカードカウンティングは禁止されています。
公に禁止されていることもあれば、暗黙の了解として禁止されている場合も多いです。
それだけ、カードカウンティングの効果は絶大であるという証明にもなっているということ。
仮にランドカジノでカードカウンティングがバレれば、即退室や出入り禁止になる可能性もあるためランドカジノでは注意しましょう。
記憶力でカードカウンティングをしても、勝てると思った際にベット額を大きく変えたりすると、疑いをかけられる可能性もあります。
注意ポイント
- カードカウンティングが効果を発揮するのは終盤になってから
- 通常ゲームではカードカウンティングの効果は期待できない
- ランドカジノではカウンティングは禁止されている
まとめ
カードカウンティングはバカラにおいて最強の必勝法と言われていることもあり、その効果は絶大です。
しかし、当然万能でもないため事前の注意点を含めてひとつの判断材料に留めておきましょう。
ただしカードカウンティングはカードの残数を確認しながらゲームを進めていく必勝法なので、ハマればかなり強く、勝率も上げやすくなっています。
ランドカジノでは使えませんが、オンラインカジノでは使えるので、ぜひ習得してみてください。
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木下 悠
ディーラー歴10年以上 / 所属:煌Bar&Lounge
19歳から本格的なディーリングを学び、ディーラー歴10年以上を誇る。
世界的にも知られている国内の大会などから、ディーラーとして声がかかるほどの実績。
現在は東京の高級住宅エリアとしても知られる白金にて、オーセンティックバー「煌Bar&Lounge」のディーラーとして従事。