ポーカーにはさまざまな賭け方があります。
そのなかでも「オールイン」はすべてのチップを賭ける賭け方です。
オールインするという決断は、勝敗を分ける重要なターニングポイントとなります。
成功すれば大きな勝利を収められますが、失敗すれば全てを失ってしまう諸刃の剣です。
この記事では、ポーカーのオールインの特徴や使うべきタイミングについて解説していきます。
また、オールインの計算方法や相手にオールインされたときの対応についても紹介します。
特に相手に使われたときの対応は覚えておいて損はありません。
オールインって難易度の高いテクニックよね。
でも、使うタイミングと戦略を理解すればポーカーでの勝率を上げられるよ。
もくじ
ポーカーオールインとは?
ポーカーのオールインとは、プレイヤーが手持ちのチップすべてをベットするアクションです。
ポーカーにおける最もハイリスク・ハイリターンの戦術であり、勝負を決定付ける重要な役割を果たします。
ポーカーのルールは基本的に、対戦相手が宣言したチップを同数またはそれ以上賭けないと対戦できません。
しかし、オールインしてすべてのチップを賭けることで相手のチップ数より少なくても対戦可能です。
オールインを宣言したプレイヤーは、残りのゲームには参加できず終わるまですべてのチップを賭けた状態で待機となります。
お互いがオールインした時点でショーダウンになります。
ポーカーオールイン3つの特徴
ポーカーのオールインは大きく稼げるチャンスがあります。
しかし、状況判断を少しでも間違えると大きな損失を被る可能性も高いです。
オールインを使う前にどんな特徴があるのか理解する必要があります。
ポーカーのオールインの特徴は以下のとおりです。
1つずつ解説していきます。
オールインの特徴を覚えて、実践で使ってみてください。
対戦相手との心理戦にもオールインは利用できるから覚えておくと戦略の幅が広がるよ。
1.サイドポットがある
オールインをしたプレイヤーが複数いる場合、メインポットとは別にサイドポットが発生します。
これは、各プレイヤーがオールインした時点でベットできるチップの量が異なるためです。
たとえば、3人のプレイヤーで対戦している場合、ポットは3つ作られます。
オールイン額 | メインポット | サイドポット1 | サイドポット2 | |
---|---|---|---|---|
プレイヤーA | 400 | 1200 | - | - |
プレイヤーB | 1000 | 1200 | 1200 | - |
プレイヤーC | 2000 | 1200 | 1200 | 1000 |
参加プレイヤー | - | A / B /C | B / C | C |
まずメインポットを作り、1番ベット額の少ないプレイヤーのオールインのベット額×人数がメインポットの額です。
サイドポッド1は、プレイヤーBの額からプレイヤーAの額を引いた600×2の1,200です。
サイドポッド2はプレイヤーCの残りの額1,000が入ります。
参加しているポットで勝利したプレイヤーが獲得できます。
2.リバーのカードまで確認できる
プレイヤーの誰か1人でもオールインするとリバーまでカードを確認できます。
たとえば、あと1枚で役が揃う状況のときなどでオールインすると最後に配られるカードまで確認することができるため、有効な戦略です。
さらに、オールインすると相手にプレッシャーを与えられるので心理的にも有利な状況を作り出すことができます。
3.対戦相手にプレッシャーをかけられる
オールインは、対戦相手にプレッシャーをかける効果的な手段です。
状況によっては、相手をフォールドに追い込みポットを獲得できます。
対戦相手にプレッシャーをかけることはポーカーにおける重要な戦略です。
ここぞというときには、オールインしてみてください。
ポーカーでオールインをするベストタイミング
オールインをするベストなタイミングは、状況によって異なります。
ポーカーのような心理戦でオールインすれば、ゲームの流れを自分に引き寄せられます。
以下の要素を総合的に判断して利用してみてください。
1.ゲームに勝てると判断したとき
オールインの1番ポピュラーなタイミングは、相手の手札が弱く自分の手札の方が強くてゲームに勝てると判断したときです。
ただし、勝てると思いオールインした結果、実際は相手の手札の方が強く負ける可能性もあります。
そのため、自分の役の強さを十分把握したうえでオールインする必要があります。
まずは自分の手札の強さで判断してオールインしてみてください。
2.対戦相手をゲームから降ろしたいとき
対戦相手をゲームから降ろすことは、戦略的に大きなアドバンテージを得られます。
オールインは、相手を降ろすための効果的な手段の1つです。
ただし、フォールドしない相手にオールインしてもコールされる可能性があります。
そのため、相手のプレイスタイルを見てフォールドをする相手かどうか見極める必要があります。
3.自分の手札が強いと相手に思わせたいとき
自分の手札が弱いと勝負に勝てる可能性はありません。
そういう状況のなかで自分の手札が強いと相手に思わせるためオールインすることは、相手にプレッシャーをかけフォールドを誘う有効な手段です。
なぜなら、こちらがオールインすると相手に「自分の手札は強いぞ」と思わせることができるからです。
この心理的有利な状況をうまく作ることができれば、相手がフォールドして勝てる場合もあります。
ただし、相手にこちらの思惑がバレてしまったときはコールやレイズされ負けてしまうことがあります。
このやり方は100%成功するわけではないので、リスクを伴う使い方ということを理解したうえで使ってください。
ポーカーオールインの計算方法
オールインは、1対1のときと1対複数のときとで計算方法が変わってきます。
1対1のときはポットが1つなので計算方法がシンプルで分かりやすいです。
しかし、複数人と対戦するときはメインポットの他にサイドポッドが作られるため複雑になります。
以下で2パターンの計算方法を紹介するので、しっかり覚えておいてください。
1.1対1の場合
まず、1対1でオールインしたときの計算方法を紹介していきます。
1対1の場合、どちらかのプレイヤーがオールインするともう1人のプレイヤーもオールインすることになります。
以下の状況でのパターンを例に挙げるので参考にしてください。
- プレイヤーAの資金:400ドル
- プレイヤーBの資金:800ドル
1対1のときは2人ともオールインしても、プレイヤーAのベット額が少ないので同額のみベットされます。
ポットには1,200ドル入ります。
参加者 | オールインの金額 | プレイヤーAが勝利した場合 | プレイヤーBが勝利した場合 |
---|---|---|---|
プレイヤーA | 400ドル | 800ドル | 0ドル |
プレイヤーB | 800ドル | 400ドル (差額分が返還) | 1,200ドル |
プレイヤーAが勝利したら800ドル獲得し、差額分のベット額はプレイヤーBに戻る仕組みです。
自分の資金が少ないときにオールインしても、オールインした金額だけ得られるということを覚えておいてください。
逆にベット額が多いプレイヤーBが勝利した場合は、2人の合計ベット額1,200ドル獲得できます。
このとき、プレイヤーAは1ドルも獲得できません。
2.1対複数の場合
次に1対複数時の計算方法を紹介していきます。
複数の場合は、メインポットの他にサイドポッドがある分少し複雑です。
今回は3人で対戦しているパターンを例に挙げていきます。
- プレイヤーAの資金:1,000ドル
- プレイヤーBの資金:2,000ドル
- プレイヤーCの資金:3,000ドル
メインポットには資金が1番少ないプレイヤーを基準として、すべてのプレイヤーから同額のベット額が入ります。
サイドポッドへは、次に資金の少ないプレイヤーを基準に作られます。
参加者 | メインポット | サイドポッド |
---|---|---|
プレイヤーA | 1,000ドル | - |
プレイヤーB | 1,000ドル | 1,000ドル |
プレイヤーC | 1,000ドル | 1,000ドル |
この状況でプレイヤーAが勝利した場合、プレイヤーAは1番資金が少なくメインポットにのみベット額が入っているので獲得できる金額は3,000ドルだけです。
プレイヤーAが勝利した場合 | メインポット | サイドポッド | 獲得できる金額 |
---|---|---|---|
プレイヤーA | 1,000ドル | - | 3,000ドル |
プレイヤーB | 1,000ドル | 1,000ドル | - |
プレイヤーC | 1,000ドル | 1,000ドル | - |
このパターンは1対1で解説したように、自分がベットしている金額より多くは獲得できません。
サイドポッドに残った分は、残りのプレイヤーで勝負をして勝利したプレイヤーが獲得できます。
プレイヤーBが勝利したらメインポットの3,000ドルを獲得し、プレイヤーAはサイドポッドにもベット額が入っているためサイドポッドの2,000ドルももらえます。
プレイヤーBが勝利した場合 | メインポット | サイドポッド | 獲得できる金額 |
---|---|---|---|
プレイヤーA | 1,000ドル | - | - |
プレイヤーB | 1,000ドル | 1,000ドル | 5,000ドル |
プレイヤーC | 1,000ドル | 1,000ドル | - |
プレイヤーCが勝利した場合もプレイヤーBが勝利したときと同じで、獲得できる金額は5,000ドルです。
プレイヤーCが勝利した場合 | メインポット | サイドポッド | 獲得できる金額 |
---|---|---|---|
プレイヤーA | 1,000ドル | - | - |
プレイヤーB | 1,000ドル | 1,000ドル | - |
プレイヤーC | 1,000ドル | 1,000ドル | 5,000ドル |
1対複数でオールインすると、メインポットのほかにサイドポッドが作られます。
そのため、均等にベット額が分けられるようになっているわけです。
ポーカーでオールインされたときの対応
オールインされたときの対応の仕方を紹介していきます。
事前に対応の仕方を覚えておけば、いざオールインされたとき落ち着いて対応できます。
1.自分の手札が強いときはオールイン
相手がオールインしてきても、自分の手札を見てある程度強いカードが揃っており勝てそうならオールインします。
オールインに対抗するには、自分の手札の役が相手より強いことが絶対条件です。
フォーカードやフラッシュ、ストレートなど強い役が作れそうか判断します。
判断した結果、勝てると判断できたらオールインしてください。
このとき、自分の資金のほうが相手より多い場合はオールインではなく、コールで大丈夫です。
2.負けると判断したらフォールド
逆に手札が弱く負けると判断したときは、フォールドします。
なぜなら、オールインするときは基本、自分が勝てると思っていることが多いからです。
そのため、相手がオールインしてきたときはフォールドして対応してください。
ポーカーのオールインができるオンラインカジノ3選
ポーカーでオールインして遊べるおすすめのオンラインカジノを3選紹介していきます。
どのオンラインカジノも安心して遊べるので、どこで遊ぶか悩んでいる方は参考にしてください。
1.ベラジョンカジノ
オンラインカジノ名 | ベラジョンカジノ |
運営会社 | Breckenridge Curacao B.V |
ライセンス | キュラソー政府発行ライセンス |
ゲーム数 | 2,500種類以上 |
入金不要ボーナス | 当サイト限定ゴールデンチケット(フリースピン150回分) |
入金ボーナス | 最大500ドル |
入金方法 |
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出金方法 |
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サポートも日本語に対応して、公式サイトの使いやすさや遊びやすさを充実させています。
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2.遊雅堂
オンラインカジノ名 | 遊雅堂 |
運営会社 | Breckenridge Curacao B.V |
ライセンス | キュラソー政府発行ライセンス |
ゲーム数 | 1,700種類以上 |
入金不要ボーナス | 3,000円 |
入金ボーナス | ・スロットゲームで利用できる最大5万円100%入金ボーナス ・ライブカジノで利用できる最大2万5千円100%入金ボーナス |
入金方法 |
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出金方法 |
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3.カジノシークレット
オンラインカジノ名 | カジノシークレット |
運営会社 | Niollo B.V R |
ライセンス | キュラソー政府発行ライセンス |
ゲーム数 | 2,000種類以上 |
入金不要ボーナス | 33ドル |
入金ボーナス | 最大3,000ドルの100%マッチボーナス |
入金方法 |
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出金方法 |
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