八村塁選手や渡邊雄太選手も大活躍しているNBA。日本のバスケットボールファンは今、NBAに沸きに沸いています。
現地に観戦に行かれる人はもちろん、行かない人の中にも新シーズンの開幕から本格的にNBAを見ようという人は少なくないはず。
本記事ではNBA初心者の方向けにNBAを楽しむための基礎知識を詳しく解説します。
項目は少し多くなりますが、気になった部分だけでも良いのでぜひ読んでみてください。
今回はNBAの基礎知識について話していくよ!
待ってました!楽しみです!
もくじ
NBAは誰しもが認める世界最高峰のバスケットボールリーグ
NBAとは、National Basketball Associationの略称で、世界でもっとも有名な男子プロバスケットボールリーグです。
バスケットボールの世界で、人気や実力、登録選手の年俸をとっても圧倒的存在を誇るのがNBA。
バスケットボールを語る上で、NBAが世界最高峰のリーグであることに異論を唱える人はまずいないでしょう。
100万人に1人の選ばれた者のみがなれるNBAプレイヤー
NBAに加盟するのは、アメリカとカナダの30チーム。各チームに15人の選手が登録されるため、合計人数は450人です。
世界のバスケットボール競技人口は4.5億人と言われ、NBAの本契約を勝ち取れるのは100万人に1人の確率。
比較として、野球における世界最高峰のメジャーリーグ(MLB)を見てみましょう。
MLBの球団数はNBAと同じ30チームで、1チームの登録人数が40人のため、合計すると1,200人。
競技人口は世界で3,500万人であることから、約3万人に1人がMLBで契約を勝ち取ることができる計算です。
また、宝くじを買って1,000万円が当選する確率もおよそ100万分の1と言われています。
この数字を見るだけで、NBAがどれだけ狭き門なのかがわかりますね。
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NBA独自のルールがたくさん
日本のバスケットを見る人でしたら、NBAの試合を見て色々と違いに気付くかもしれません。
国内バスケットはFIBA(国際バスケットボール連盟)ルールを採用していて、これは競技性を重視したルールです。
対してNBAは、エンターテイメント性を重視した独自ルールを採用。ここからは双方の違いについて紹介していきます。
試合時間が長い
NBAでは12分×4クォーターの48分に対して、FIBAでは10分×4クォーターの40分。
国内バスケットボールで珍しい100点を超えるゲームがNBAで頻繁に見られるのは、試合時間の長さが関係しています。
コートが大きく、スリーポイントラインの距離も長い
FIBAとNBAでは、コートの大きさとスリーポイントラインの距離も違います。
詳細は以下の通り。
ポイント
- サイドライン NBA⇒28.65m/FIBA⇒28m
- エンドライン NBA⇒15.24m/FIBA⇒15m
- スリーポイントライン (コーナー) NBA⇒6.71m/FIBA⇒6.60m
- スリーポイントライン (トップ) NBA⇒7.24m/FIBA⇒6.75m
トップからのスリーポイントの距離には、顕著な差があります。
ボールが小さい
NBAはウィルソン社の6.5号球、FIBAはモルテン社の7号球を採用。
7号球に比べて6.5号球の方が小さく軽いため、つかみやすくダンクなどの派手なプレイがしやすいです。
エンターテイメント性を重視するNBAならではの工夫と言えますね。
ファウルアウトになる回数やディフェンス3秒ルールなど独自のルールがある
バスケットボールでは、1試合に個人が一定のファウルを犯すとファウルアウト(退場)になりますが、この数にも差があります。
NBAは6ファウルで退場、FIBAでは5ファウルで退場。これはNBAの試合時間が長いことが要因のようですね。
また、他にファウルの名称やファウルの扱いなどにも違いが見られたりします。
代表的なものとして、NBAはオフェンスだけでなくディフェンスにも3秒ルールが設けられています。
タイムアウトの時間と取得の権限が異なる
タイムアウトとは、試合を中断して選手に作戦を伝えたり、選手を休憩させたりするためのルールです。
NBAとFIBAではこのタイムアウトを取れる回数や時間、さらにはタイムアウトを取れる権限にまで違いがあります。
詳細は以下の通りです。
- NBA⇒1回75秒/前後半合わせて7回 延長2回 (ヘッドコーチとプレイ中の選手が取得可能)
- FIBA⇒1回60秒/前半2回、後半3回 延長1回 (ヘッドコーチとファーストアシスタントコーチが取得可能)
NBAはゲームが盛り上がるように定期的にルールを変更しているよ!
エンターテイメント性を重視していることがよくわかりますね!
NBAは全30チームで構成
所属する30チームは、東西2つのカンファレンスに分かれ、さらにカンファレンス内で3つのディビジョンに分かれています。
カンファレンスは「リーグ分け」、ディビジョンは「地区分け」と覚えましょう。
ディビジョン分けをする理由は、多くのNBAファンにプレイオフを楽しんでもらえるようにするためなのだとか。
各ディビジョンのレギュラーシーズン1位チームは、プレイオフの進出が確定します。
応援チームがプレイオフ出場を逃した際に、せめて地区の近いチームを応援できるように配慮した制度というわけですね。
イースタン・カンファレンスの所属チーム
ここからはイースタン・カンファレンスに所属する、チーム・ディビジョンについて紹介していきます。
アトランティック・ディビジョン |
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ (PHI) |
ブルックリン・ネッツ (BKN)※渡邊雄太:現所属 (2022~) |
ニューヨーク・ニックス (NYK) |
ボストン・セルティックス (BOS) |
トロント・ラプターズ (TOR)※渡邊雄太:所属(2020~2022) |
セントラル・ディビジョン |
ミルウォーキー・バックス (MIL) |
インディアナ・ペイサーズ (IND) |
シカゴ・ブルズ (CHI) |
クリーブランド・キャバリアーズ (CLE) |
デトロイト・ピストンズ (DET) |
サウスイースト・ディビジョン |
アトランタ・ホークス (ATL) |
マイアミ・ヒート (MIA) |
ワシントン・ウィザーズ (WAS)※八村塁:所属(2019~2023) |
シャーロット・ホーネッツ (CHA) |
オーランド・マジック (ORL) |
ウェスタン・カンファレンスの所属チーム
ウェスタン・カンファレンスに所属するチーム・ディビジョンについて紹介していきます。
ノースウエスト・ディビジョン |
ユタ・ジャズ (UTA) |
デンバー・ナゲッツ (DEN) |
ポートランド・トレイルブレイザーズ (POR) |
ミネソタ・ティンバーウルブズ (MIN) |
オクラホマシティ・サンダー (OKC) |
パシフィック・ディビジョン |
フェニックス・サンズ (PHX) |
ロサンゼルス・クリッパーズ (LAC) |
ロサンゼルス・レイカーズ (LAL)※八村塁:現所属(2023~) |
ゴールデンステイト・ウォリアーズ (GSW) |
サクラメント・キングス (SAC) |
ウスウエスト・ディビジョン |
ダラス・マーベリックス (DAL) |
メンフィス・グリズリーズ (MEM)※渡邊雄太:所属(2018~2020) |
サンアントニオ・スパーズ (SAS) |
ニューオリンズ・ペリカンズ (NOP) |
ヒューストン・ロケッツ (HOU) |
NBAの1シーズン
NBAの大まかな開催スケジュールは以下の通りです。
NBAの大まかな開催スケジュール | |
9月下旬~10月中旬 | プレシーズンゲーム |
10月下旬~ | レギュラーシーズン |
2月中旬 | オールスターゲーム |
~4月上旬 | レギュラーシーズン |
4月上旬~4月中旬 | プレイイントーナメント |
4月中旬~5月中旬 | NBAプレイオフ |
6月上旬~6月中旬 | NBAファイナル |
6月中旬~10月中旬 | オフシーズン |
6月下旬 | NBAドラフト |
7月上旬~7月中旬 | サマーリーグ |
一年中、余すことなくバスケットボールを楽しめるスケジュールであることがわかりますね。
ここからは、その内容について一つひとつ解説いたします。
プレシーズンゲーム
プレシーズンゲームとは、レギュラーシーズンの前に行われる試合のこと。
勝敗にフォーカスするレギュラーシーズンと違い、様々な選手にプレイタイムが与えられることが多いのも特徴。
ルーキーや新加入選手、既存選手が初めて一緒のチームで戦う対外試合です。
プレシーズンゲームでは、主にチームのシステムや連携を確認。
ここで出た課題を修正し、その後の長いレギュラーシーズンに臨みます。
アメリカ国内以外の場所でも試合は開催されます。
2022-2023シーズンは、全米各地、日本、アラブ首長国連邦、カナダにて全70試合が開催予定です。
レギュラーシーズン
レギュラーシーズンとは、リーグ優勝やNBAプレイオフ進出を賭けて行われる各チーム全82試合のゲームのこと。
開催期間は10月から翌年4月で、カンファレンスやディビジョンの枠を超えて全チームと対戦します。
オールスターゲーム
NBAオールスターゲームは、レギュラーシーズンの折り返し地点にあたる2月に毎年開催されるエキシビションゲームです。
2月中旬に設けられているイベント期間をオールスターウィークエンドと呼び、期間中に開催されるイベントはまさに夢の祭典。
ライジングスターズ、スキルチャレンジ、スリーポイントコンテスト、スラムダンクコンテストなど様々なイベントが開かれます。
この1年に1度のお祭りを締めくくるのがオールスターゲームです。
以前は東西のカンファレンスで対戦をしていましたが、2018年からレギュレーションが変更。
東西でファン投票の最多得票を得た2人がキャプテンとなり、チーム選手はドラフトで選ぶ形になりました。
プレイイントーナメント
プレイイントーナメントとは、プレイオフのワイルドカード枠の第7シードと第8シードを争う順位決定戦です。
東西カンファレンスごとに3試合ずつ行われます。
出場チームは、東西各カンファレンスのレギュラーシーズン7位~10位だった4チーム。
7位と8位が対戦し、勝利チームはプレイオフ第7シードへ。
敗北チームは9位、10位の対戦で勝利したチームともう1度対戦します。
ここで勝利したチームがプレイオフ第8シードに進みます。
NBAプレイオフ
プレイオフは、東西各カンファレンス8チーム、計16チームが出場するシーズンのNBAチャンピオンを決めるトーナメント戦。
7戦4勝方式で、4月中旬から約2ヶ月に渡って行われます。
出場チームは、レギュラーシーズン終了時点の各カンファレンス上位6チームとプレイイントーナメントを勝ち抜いた4チーム。
準決勝は各カンファレンスの1位を決めるシリーズとなるため、カンファレンスファイナルと呼びます。
また、決勝のことをNBAファイナルと呼びます。
NBAファイナル
そのシーズンの各カンファレンス王者が対決してチャンピオンを決定するシリーズのこと。
プレイオフの締めくくりであり、そのシーズン最後のイベントです。
NBAファイナル2022の対戦カードはボストン・セルティックス対ゴールデンステイト・ウォリアーズ。
最終戦となった第6戦では、米国内で1,400万人を超える平均視聴者数を記録。
2017年以降、過去5年連続で平均20%を超える視聴率を叩き出しており、米国内でも非常に注目される戦いです。
オフシーズン
NBAのシーズン終了から翌シーズンが開幕するまでの期間がオフシーズンです。
オフシーズン中、主に選手が行うのは休息や個々のワークアウト、代表活動など。
ここでの調整がシーズン開幕時の仕上がりに直結するため、非常に重要な期間とも言えます。
試合のない期間のため、観客目線では何もない期間と思われがちですが、まったくそんなことはありません。
この期間はストーブリーグと呼ばれ、監督・選手の去就、ドラフトなどで移籍市場が熱く、ファンの間でも非常に盛り上がる期間です。
NBAドラフト
出典:FIBA AfroBasket
NBAドラフトは、NBAのチームがアマチュア選手との契約交渉権を獲得するために行う行事のこと。
レギュラーシーズン終了後の6月第4木曜日に開催され、毎シーズン大変な盛り上がりを見せます。
ドラフトが行われるのは、30チームで2巡目60位まで。
下位チームが有利になるような仕組みを採用しており、NBA全体の競争力を高める狙いがあります。
ドラフトに参加するための自動資格には厳しい決まりがあります。
ただし自動資格を持たない選手でも、ドラフト60日前に宣言すればアーリーエントリーで資格を取得可能です。
サマーリーグ
NBAサマーリーグとはNBAのオフシーズン期間に開催されるトーナメント戦で、NBAの全30チームが出場します。
基本的には若手主体の大会で、主に新人やNBA在籍1~2年目などの若手選手が多く出場するのが特徴。
チーム目線としてはドラフト指名した選手の力を見たり、新たな戦力になるプレイヤーを発掘するための場として活用します。
プレイヤー目線では、自身のプレイを首脳陣にアピールして契約を勝ち取るトライアウトの場と言えます。
NBAの人気チーム
これから初めてNBAを見ようという人は、たくさんチームがあるのでどの試合を見て良いのか迷ってしまいますよね。
しかし、一概に人気チームをあげるのは難しいです。
たとえば多くの場合に、ボストンの住人はセルティックスに、フィラデルフィアの住人はシクサーズにしか興味がありません。
郷土愛が強く、地元チームを敬愛し応援するのがアメリカのスタンダード。
ですので、ここからは日本人から特に人気のあるチームに絞っていくつかご紹介します。
ロサンゼルス・レイカーズ (LAL)
現在では、”キング”レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウェストブルックのビッグ3を擁するレイカーズ。
NBAの名門中の名門で、歴代の優勝回数は17回。これはセルティックスと同率の1位で、圧倒的な成績を誇ります。
ヘリコプター事故で若くして命を落とした”レジェンド”コービー・ブライアント。
シャキール・オニールや史上最高のポイントガードと称されるマジック・ジョンソンなど、歴代でスーパースターを数多く輩出。
新シーズンから、過去に同チームで3シーズンアシスタントコーチを務めたダービン・ハム氏が指揮を執ることにも注目が集まります。
さらに2023年から日本代表でもある八村塁選手を獲得したため、日本からも注目されているチームです。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ (GSW)
2021-2022シーズンのNBAファイナルを制したウォリアーズ。
2014-2015シーズンに40年ぶり3度目のNBAチャンピオンになってから常に躍進を続けるチームです。
チームの主力選手はNBA歴代最高のシューターとして名高いステフィン・カリー。
チームメイトのクレイ・トンプソンとスプラッシュブラザーズの愛称で知られており、NBAのオフェンスのトレンドを変えた選手です。
ファイナル優勝後のオフに、ゲイリー・ペイトン二世、オットー・ポーターJr.とファイナルのローテーションに入っていた選手2人が流出。
チームの高齢化が進む中、新シーズンにどのようなバスケットを見せてくれるのか注目です。
ワシントン・ウィザーズ (WAS)
アメリカ合衆国の首都ワシントンD.Cを本拠地に置くワシントン・ウィザーズ。
1970年代の1度の優勝と4度のファイナル進出以来、長く低迷が続いているウィザーズ。
次回シーズンで、チーム内の地位を確固たるものにしていけるのかにも注目したいところです。
シカゴ・ブルズ (CHI)
NBAで日本人にもっとも愛されたチームはブルズでしょう。
”バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンの人気は絶大で、日本での1990年代のNBA人気は驚くべきものでした。
また、ジョーダン、ピッペン、ロッドマンのトリオはブルズの黄金期を語る上では外せません。
2021-2022シーズンではイースタン・カンファレンス6位でプレイオフに進出するも、昨年王者のバックスに1-4の完敗。
ゲーム3以降はブローアウトされる形でシーズンを終えました。
新シーズンも変わらずザック・ラビーン、デマー・デローザンの2人を中心としたチームになるでしょう。
膝の負傷で長期離脱しているロンゾ・ボールが開幕に間に合うかどうかが、シーズン前半のカギとなりそうです。
ブルズは僕でも知っています!!
エア・ジョーダンなどのスニーカーをはじめとして、ストリートファッションも大流行したんだよ!
NBAで活躍するスター選手
ここからはNBAで活躍するスーパースター達をご紹介します。
素晴らしい選手はたくさんいて、全員を紹介することは難しいです。
紹介する選手はほんの一握りですが、好きなチームや選手を探す足がかりにしてみてください。
レブロン・ジェームズ
出典:ロサンゼルス・レイカーズ公式HP
バスケットボール最高峰のリーグであるNBAにおいて、キングと呼ばれる存在のレブロン・ジェームズ。
ロサンゼルス・レイカーズ所属。
人並み外れた身体能力・高いバスケットIQを持ち、史上最高のオールラウンダーと称される選手です。
キャリアでは4度のNBAチャンピオンを経験しており、そのすべてでNBAファイナルMVPを獲得。
年齢を重ねた現在も全盛期のパフォーマンスを維持しており、豪快なプレイは今もファンを魅了し続けています。
22-23シーズンは、レブロンにとってNBAキャリア20周年を迎えるアニバーサリーイヤー。
もっとも注目すべき選手の1人であることは間違いないでしょう。
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ステフィン・カリー
出典:ゴールデンステイト・ウォリアーズ公式HP
NBA史上最高のシューターと呼ばれるステフィン・カリー。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ所属。
ボールハンドリング能力も非常に高い選手ですが、ステフの魅力は何といってもスリーポイントシュートでしょう。
1シーズンの成功数ランキング1位の記録を持ち、ランキングトップ10の半分は彼の記録です。
また、キャリア通算の成功率が42.8%と高確率なのは言うまでもなく、特筆すべきはその広大なシュートレンジ。
NBAのスリーポイントラインは7.24mほどですが、センターサークルあたりからシュートを打つことも珍しくありません。
あまりにもスリーポイントが入りすぎるために、バスケの構造や概念を変えてしまったと言われています。
ヤニス・アデトクンボ
出典:ミルウォーキー・バックス公式HP
NBA史上初めて、通算得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックでリーグ20位にランクインしたヤニス・アデトクンボ。
ミルウォーキー・バックス所属。
18-19シーズンから2年連続でNBAシーズンMVPに輝いています。
211cm、110kgの屈強な体から繰り出される豪快なダンクは、まったくもって止めることができません。
パワーが桁違いなだけでなく、鋭いドリブル、ジグザグにステップを踏む「ユーロステップ」など、上手さも兼ね備えた選手です。
実際にプレイを見ていただけたらわかると思うのですが、ユーロステップからの豪快なダンクはあまりにも人間離れしています。
迫力ある豪快なダンクに魅力を感じるなら、ヤニスのプレイは必見です。
ケビン・デュラント
出典:ブルックリン・ネッツ公式HP
過去4度のシーズン得点王を獲得しているNBA屈指のスコアラー、ケビン・デュラント。
フェニックス・サンズ所属。
13-14シーズン以降、得点王のタイトルから遠ざかってはいますが、そのスコアリング能力に疑いの余地はありません。
アキレス腱断裂で全休した19-20シーズンを除き、自身のキャリア全てで平均得点20点以上をマークしています。
208cmのサイズながらハンドリング技術が高く、アウトサイドシュートも魅力なデュラント最大の武器はプルアップジャンパー。
プルアップまでのステップが秀逸でリリースまでの速さも桁違いです。
多彩な得点パターンや華麗なプレイを好むのなら、デュラントのプレイは間違いなく一見の価値アリでしょう。
ルカ・ドンチッチ
出典:ダラス・マーベリックス公式Instagram
高いバスケットボールIQを持つ若きオールラウンダー、ルカ・ドンチッチ。
ダラス・マーベリックス所属。
近年のNBAはポジションレス化が顕著で、ルカ・ドンチッチはその象徴のような選手。
1~5番まですべてのポジションをこなすことが可能で、NBA1年目となる18-19シーズンから常にシーズン平均でトリプルダブルに近いスタッツを叩き出しています。
2022年の12月には、自身のキャリアハイとなる60PTS、21REB、10ASTを記録。
この"60-20-10のトリプルダブル"は、NBA史上初となる快挙で、人間離れしていると言わざるを得ません。
凄まじいキャリアを持つドンチッチですが、年齢的にもまだ若く、今後もさらなる活躍が期待される選手の1人です。
NBAで活躍する日本人選手
2022年現在、NBAで活躍する日本人選手は八村選手と渡邊選手の2人だけ。
よく知らない人のために、2人のことを簡単にご紹介します。
八村塁
出典:ワシントン・ウィザーズ公式HP
ロサンゼルス・レイカーズ所属。
富山県出身、2022年現在で24歳になる選手です。
身長203cm、体重104kgの恵まれた体格と、218cmの驚異的なウイングスパンでゴール下を主戦場として活躍。
ゴンザガ大学で3年目のシーズンを過ごし、アーリーエントリーを表明。その年のドラフトでNBA入りしました。
日本人史上初めてNBAドラフトで1巡目指名されたことで有名です。
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渡邊雄太
出典:ブルックリン・ネッツ公式Instagram
フェニックス・サンズ所属。
香川県出身、2022年現在で27歳になる選手です。
身長206cm、体重98kgと少し細身に思えますが、敏捷性が高く、SG~Cまで守れるディフェンス力が魅力。
ジョージ・ワシントン大学卒業後、ブルックリン・ネッツの一員としてNBAサマーリーグに参加。
サマーリーグ後にメンフィス・グリズリーズと2way契約を結び、日本人史上2人目のNBA選手となりました。
その後、トロント・ラプターズへ移籍し、2021-2022シーズンを終えFAに。
2022年現在、ブルックリン・ネッツと無保証の1年契約を結んでいます。
NBAの視聴方法
最後にNBAの視聴方法についてご紹介します。
大きく分けると視聴方法は2つです。
NBA Rakuten
2017-2018シーズンから、NBAとのスポンサーシップ契約を発表した楽天。
日本でNBAを専門に配信する媒体はこの1つのみですが、これは楽天がNBAの独占放送権を所持しているためです。
NBA Rakutenの視聴プランは2つで、全試合見放題のシーズンプランと一部の試合のみ観覧可能なベーシックプラン。
ベーシックプランは、月/1,000円弱で週に楽天ピックアップの7試合のみ視聴可と非常に偏ったプランでお話になりません。
シーズンプランは、レギュラーシーズンからプレイオフ、ドラフトまですべて視聴できるものの、年間21,780円と強気な価格設定。
高額な料金体系以外にも不満の声は様々あり、そもそもサービスが行き届いていないという世論の声を聞くべきでしょう。
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ブックメーカーで視聴する
安心してください。
無理してNBA Rakutenの高額なシーズンパスを購入しなくても、NBAを視聴する方法があります。
ブックメーカーを利用すればNBAの試合は実質無料で視聴可能です。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、ブックメーカーとは世界中のスポーツに賭けることができる賭け屋のような存在。
欧米の賭博ではスタンダードです。
多数のブックメーカーではスポーツのライブ配信を行っていて、入金さえしてしまえばNBA以外のスポーツも視聴可能。
bet365などは、動画の遅延が少なく、ストレスなく観戦できるので配信媒体としてもおすすめですよ。
日本での登録者数も多く、信頼性のあるマルタ共和国ライセンスを取得しているので安心して利用できますね。
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NBAを視聴時ながらベットできるブックメーカーTOP5
ここからは、NBAを視聴しながら試合にベットできるブックメーカーを紹介します。
スポーツベットアイオー
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NBAの試合もすべてベットすることが可能で、スポーツベットに力を入れたい人におすすめしたいブックメーカーです。
ライブ配信を見れるのはNBAだけではなく、ほかのスポーツも視聴可能です。
ダファベット
ボーナス
初回入金ボーナス:最大500ドルor最大100ドルのボーナス
ダファベットは2004年から運営している運営歴が長いブックメーカーです。
長く運営しており、信頼性が高く、安全性が高いブックメーカーといえます。
NBAの試合では、いろんなベット方法が楽しめ、初心者から上級者まで充実できます。
カジ旅
ボーナス
入金不要ボーナス:40ドル
初回入金ボーナス:最大500ドル
カジ旅は、ボーナスが優秀で、最大500ドルも配布しているブックメーカーです。
スポーツベットで使えるボーナスを配布しているブックメーカーは少なく、500ドルもスポーツベットで遊べるブックメーカーとなっています。
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bet365
ボーナス
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bet365は2000年から長くプレイヤーに愛されているブックメーカーです。
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NBAの試合の種類はもちろん、ベット方法も豊富となっているので上級者も飽きずに遊べるブックメーカーです。
188bet
ボーナス
初回入金ボーナス:最大10,250円
188betはスポーツベットだけではなく、アクションゲームやロトも楽しめるブックメーカーです。
カジノゲームやライブゲーム、スロットが遊べるブックメーカーはありますが、ロトやアクションゲームが充実しているブックメーカーは少ないです。
NBAだけではなく、幅広いギャンブルを楽しみたい人におすすめです。
まとめ
これからNBAを見ようという方向けに、NBAの基礎知識を紹介していきました。
バスケットボールの最高峰のリーグであるNBAには素晴らしい選手が本当にたくさんいます。
本記事で紹介したのはNBAを切り抜いたほんの一部なので、ぜひ色々なチームの試合を見てみてください。
推しチームや推し選手が見つかる頃には、あなたもきっとNBA沼にどっぷりハマっているはず。
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世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBA。
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