5号機に代わる新規則下で、2018年9月から店舗に導入が進められてきたパチスロ6号機。
6号機という名称からもわかる通り、パチスロは時代に応じて様々な規則の変更が行われてきました。
本記事では、そんな6号機の特徴を出来るだけ難しい説明を排除して解説。
ざっくりと、6号機にはどんな特徴あるのか?何故そういう仕組みになっているのか?というのが理解できる内容にまとめました。

6号機でスロットが終わってしまわないか心配
まずは6号機を知るところから始めよう

もくじ
6号機の特徴に関するルールと簡単な用語説明

6号機の難解なルールを細かい専門用語や数字を並べずに解説し、簡単に6号機の特徴を理解してもらうためにまとめました。
小難しい説明を省略している事をあらかじめご了解ください。
ただし、以下の2点だけは先に用語を説明するので、事前に確認しておいてください。
・出玉試験
・有利区間
出玉試験
スロットやパチンコは保安通信協会(保通)で検定試験があります。
この試験に通過しないとホールに機種を出すことはできません。
そもそもなぜ6号機しか出せないのかというと、保安通信協会のルールが変わったからってこと。
有利区間
難しい話ですが、有利区間をある程度わかっていないと6号機は危険です。
6号機の特徴を知る上で絶対に理解しなきゃいけないのが、
『AT/ARTが超上乗せしても上限があるよ』って事です。
で、それを管理しているのが有利区間という規制だと思ってくれてOKです。
有利区間って聞くとチャンスゾーン(CZ)みたいなものを連想させる名前だけれども、全然違うので注意。
▼6号機の有利区間について詳しく知りたいかたはこちら
6号機の機種について

まずは6号機の機種について解説していきます。
6号機はなんといっても有名タイアップか、過去にヒットしたシリーズが多い!
- 押忍!番長シリーズ
- 北斗の拳シリーズ
- Re:ゼロ
- バジリスクシリーズ
- まどマギシリーズ
- エウレカ
- 戦コレシリーズ
- 吉宗3
- OZ-1(オズワン)
上記に有名機種を並べてみましたが、5号機を打っていたユーザーが馴染みやすい機種や、過去のナンバリングタイトルがリリースされています。
これも6号機の特徴といえます。

好きだった機種が6号機に汚されていく
コンテンツが好きだから打ちたいけど6号機はちょっと…

6号機の出玉スピードについて

純増8枚ATのRe:ゼロに代表されるように6号機の、瞬間的な出玉スピードはかなり速い!
ただ、実際に打ってみるとダラダラとした出玉が続き、下皿をモミモミするような展開が多くなります。
出玉スピードは5号機に比べて速いと言っているのに、何故このような展開になるのでしょうか?
これも大きな6号機の特徴になるので、高純増のATと出玉上限の2点に切り分けて考察します。
高純増のAT

・純増8枚のリゼロ
・純増10枚の戦コレ4
自主規制により1Gあたり約2枚を超えるAT機が作れなかった旧基準機(5.5号機)。
この自主規制が6号機では撤廃されたので、ルールさえ守られていれば1G平均純増10枚も可能になりました。
しかし6号機はそのATになかなか行かず、ATに突入してもそんなに継続してくれないので伸びない、といった特徴があります。
純増が多くても、初当たりがメインATのチャンスゾーンのような存在になっていて、そう簡単にまとまった出玉をくれないのがこのタイプの機種。
また、高純増のATと言うと聞こえは良いのですが、実際は延々と長く険しいATまでのプロセスを踏まされた挙げ句、ようやく入ったATは一瞬で終わるという恐ろしい設計です。
それでも、瞬間速度が早くなったというだけで一撃の夢はありそうですよね?ところが次の規制に大きな影響を受けます。
出玉上限(リミット)

6号機は、一撃の出玉が2,400枚 or 有利区間完走で強制終了となる制限があります。
つまりどんなに高純増で上乗せをしたとしても、上限に到達するとエンディングという名の有利区間の強制終了をするということです。
さらにもうひとつ、保安通信協会の出玉試験では以下のようなルールがあります。
400Gでペイアウト33.3%~220%未満じゃないとダメ!
簡単に要約すると…→出玉の最大速度は400G間で+1,240枚くらいに抑えないとダメ!
そのため、高純増になればなるほど当たりにくいということです。
出玉スピードの特徴まとめ
まとめ
- 高純増機はメインATまでが遠い事が多い
- 一撃リミットや特定G数の出玉制限を受ける事になる
上記2点のことから、6号機は高純増でもモミモミの展開になる事が多いという特徴になっている。
ちなみに純増3.1枚以下であれば400G間での220%以内をクリア出来るので、比較的メインATに当たりやすいという特徴を持っています。
このあたりは、6号機の機種ごとの特徴を把握しておくとメリットがあるかもしれませんね。
6号機は"高純増ATは、出玉上限がない場合に限って楽しいし興奮できる"ということを多くのスロッターに教えてくれました。
6号機のコイン持ちについて

結論から言うと6号機はだいたい良く回る!
2020年代にリリースされている6号機は50枚/50Gくらい回る機種がほとんどです。
5号機は50枚/30G程度が多かったので、よく回る設計になっています。
注意ポイント
6号機のコイン持ちは機種によって違います。例)PYRAMID EYEという特殊な機種もある…
特に今後出る機種は50枚/40G程度に調整されて、初当たりを若干軽くする機種が主流になってきそうです。
コイン持ちがいい理由を解説
全て保安通信協会の出玉試験ルールに適合させるためにそうなっています。
5号機の時にはなかった、6号機の適合条件に出玉の下限条件が追加され厳しくなった事が影響しています。
具体的には『400G間で33.3%~220%以内』という規定で、下限や上限を超えてしまうとOKがもらえません。
実際に想像してみてください。超厳しいです。
下限をクリアするためにボーナスを軽くするのもひとつの手なのですが、ボーナスが当たりすぎれば当然検定落ちします。
ボーナスを重くしてベースUPする方が、簡単に試験をパスできるというわけです。
6号機メイン機種のAT/ARTについて

ホールによくある6号機の特徴を知っておきたい!
6号機をざっくり4タイプに区分し、機種を入れ込んでみました。
出来るだけホールにたくさん設置している6号機をチョイスしてみますが、限界もあるのでご了承ください。
タイプ1:高純増(6枚~)で無抽選ゾーンがある/当選ゲーム数が決まっている
タイプ2:AT間に減るゾーンがある機種
タイプ3:AT一回の上限を800枚程度に抑える機種
タイプ4:3枚程度の低純増機種(純増変動する機種も)
基本的にはAT(ART)の特徴でタイプを区切ります。
複合タイプも当然ありますが、区分できそうなところに入れちゃいます。
何故このような特徴で開発されたかは、【出過ぎないように調整】した結果だと考えてください。
タイプ1:高純増だけど(無)抽選ゾーンがある機種
- Re:ゼロ
- 戦コレ4
- 北斗の拳 天昇
- 北斗無双
タイプ2:AT間に減るゾーンがある機種
- HEY!鏡
- ラブ嬢2
- サラリーマン金太郎
タイプ3:AT一回の上限を800枚程度に抑える機種
- エウレカ3(タイプ4との複合)
- ガンダムクロスオーバー
- エヴァAT777
- 1000ちゃん
タイプ4:3枚程度の低純増機種(純増変動する機種も)
- バジ絆2
- サラ番2
- まどマギ叛逆
- アナターのオット!?はーです

開発メーカーも頑張ってると思うけど
結局出玉があるかないかなんだよね

6号機の抽選について

6号機の機種では周期抽選とゾーン抽選が大流行中!
小役で当選させることが出来るのは良いのですが、だいたい共通しているがこれをメインにしてしまうと連チャンしてしまう。
連チャンしてしまうと、400G間220%以内などの6号機出玉試験にパスできなくなってしまうので、どうしても抽選ゾーンや周期抽選が多くなってしまう。
もちろん機種ごとに差はありますが、同じように見えてしまうのも6号機規制の影響を大きく受けている結果なので仕方ないですね。
6号機の天井について

6号機は天井まで行っても恩恵が薄いものが多い!
これも6号機を打つ上で知っておいた方がいい特徴のひとつですが、天井まで無理に追ってもメインATに行かない機種がほとんど。
5号機の天井ではGOD凱旋のように、天井から一発逆転!なんて事もあったが、6号機だとそうはいきません。
また6号機は、天井付近で機種が放置されていることが少ないのも特徴で、これには根本的な原因があります。
その理由は、有利区間終了後は次の当りまで遠いので即ヤメされる機種が多いから。
そのためハイエナするのも難しいかもしれません。
まとめ
6号機の低設定はほんとにきつい。何もかも規制のせいだ!
現状の6号機の特徴として、ほぼ全ての機種は低設定が辛くなった事を最後にあげておきます。
低設定でも遊べる機種であれば、ホールも設定を入れやすいかもしれません。
5号機はまさにそれだった。
しかし6号機は事故でも出てしまう設計にすると、保安通信協会の出玉試験が通らない。この規制が厳しすぎてパチスロの自由度はグンと落ちてしまった。
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