5号機時代はパチスロの黄金期だ、といっても過言ではないでしょう。
4号機と比べると規制もあり出玉の一撃面では劣るものの、演出面や内部システムがあらゆる面で進化したのが5号機時代です。
筐体も4号機時代に比べるとはるかによくできていて、音質画質がいいというだけではなく台の雰囲気にもぴったりな筐体も出てきました。
今回はそんな5号機から著者が独断で選ぶ名機ランキングをつくり、当時人気だった名機達を解説し、今は何を打つべきなのかを考察していきます。
あの機種がないじゃないか、この機種好きなのにというご意見に関してはご了承ください。
ランキングって罪だよね。100機種くらい表彰したい
打込まれてないだけで面白い機種ていっぱいあるもんね
もくじ
5号機名機ランキング
スロ廃人の著者が選ぶ、5号機名機ランキングです！
評価基準は好きかどうかよりも『名機』としてふさわしいかどうかで選択しています。
多数ある5号機の中で今回はTOP5だけのランキングなので非常に苦しみましたが、理由も含めて読んで頂けると幸いです。
TOP5
〜5号機名機ランキング〜
第1位 初代エウレカセブン
第2位 番長2
第3位 GOD凱旋
第4位 沖ドキ
第5位 リングにかけろ1
早速異論が出てきそうではありますが、私なりにしっかりと理由はあります。
番外編で惜しくもランキング入賞を逃した機種もありますので最後までお付き合いください。
第1位 初代エウレカセブン
5号機の名機といったらこれを1番に出したい名機中の名機。
これまでのパチスロ好きはもちろん、新規ユーザーが5号機スロットの魅力を知るきっかけになった機種でした。
当時の5号機は4号機との違いにまだ戸惑いがあり、多くのスロッターが離れていった時期です。
私も初代エウレカに出会っていなければスロットを辞めていたかもしれません。それほどに秀逸な機種といえます。
その後リリースされる、A+ARTの始祖ともいえるバランスに優れたスペックである事。
タイアップのコンテンツが素晴らしく、スロット経由でアニメをみて感動した事。
そしてそのタイアップをフルに活用した、発展演出からそのままボーナス中演出まで継続するエピソード演出はこれまでのスロットでありそうでなかった演出は本当に秀逸、素晴らしい。
スロットは出目だけではなく、音楽でも熱くなれるというのはエウレカの特徴でもありましたね。
5号機時代の大きなターニングポイントになった名機だと確信しています。
▼6.2号機でアネモネが出ます。6.2号機の新規性を解説しています。
>>6.2号機のポイントを詳しく解説！パチスロ新基準に期待できる事と変わらないものを解説します！
第2位 番長2
個人的に5号機ナンバーワン機種だと感じる番長2を2位としました。
それまで4号機時代の劣化版吉宗のような位置付けであった番長が、番長2をきっかけに吉宗と番長の立場が逆転したかと認識しています。
番長2の素晴らしさはホールが長期間使えるスペックであった事があげられます。
設定を入れれば忠実に出玉があり、低設定でも一撃の事故がある。
さらに設定判別が2000G前後でおおよそわかる事から、朝一の稼働がとてもよかったです。
こうなるとお店は看板機種として据え置けるようになり、結果としてお店も利益を出せるし設定を入れてユーザーにも還元できる。
そこまで考えて設計されたのではないか、と思うほどのスペックです。
演出面、出玉面でも申し分なく、疑似ボーナスを採用し4号機のようなG数での当選期待を煽るような演出が可能となりました。
ARTのゲーム数上乗せはみんな大好きですよね！
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第3位 ミリオンゴッド-神々の凱旋-
5号機万枚製造機、GOD凱旋。これを外したランキングはありえないでしょう。同時期に稼働していた、ハーデスとの差はアクセルATという存在。
簡単にいうと通常時のコイン持ち（ベース）を落として高純増にしたという事。
これにより、5号機では考えられなかったボラティリティが生まれる。結局スロッターは一撃出玉が大好きなのだ。
全てのスロッターが一撃好きというわけではないが、一撃の魅力がない6号機を誰も打たないのはつまりそういう事なのではないだろうか。
凱旋は過去から続く、ミリオンゴッドの名前を継承するに相応しい完成度でした。
結局リリースから撤去まで長く稼働を見せたのは5号機では凱旋と沖ドキくらいではないだろうか。
お店に設定状況にもよるかと思いますが、これほど長い稼働と、スロッターに語られた5号機は他にないと思います。
名機認定。
第4位 沖ドキ
沖スロの究極系、凱旋と同じく高純増ATタイプから沖ドキを名機ランクインとしました。
沖ドキとは合法的な裏物である、と著者の知人スロッターがいっていましたがその表現には100％同意できます。
コイン持ちは最悪だが、ひとたび連チャンがはじまると32G以内に光りまくる。
もうこれを聞くだけで裏物なのではないか？と思わせるに十分なスペックでした。
安定して勝てるような機種ではないが、モード転落が基本的にないので育ち切るまで止められないため稼働は絶好調。
多くの沖ドキジャンキーを排出しました。
絶好調すぎて沖ドキ再設置問題が勃発しましたが、これも名機ゆえ。稼働がない機種ではありえないような問題です。
▼沖ドキ再設置についてはこちらをご参考ください。
>>沖ドキの再設置問題について考える。再設置に違法性はない？
第5位 リングにかけろ1
とても悩みましたが、リンかけを無視して5号機名機ランキングを総括できませんでした。
リンかけがリリースされたのはまだ4号機も若干残っている時期でした。同時期にスパイダーマンもありましたが、あの頃の5号機は相当苦戦しています。
リンかけとスパイダーマンは5号機に可能性をみせてくれた名機です。
全てのボーナス後に無条件でRTに突入し、リプパンをナビで回避しながら次のボーナスを待つといった内容。
地味にもみえるが、設定6の機械割は5号機TOPレベルの119.9％という規制ギリギリ。
設定6投入イベントでは真っ先にリンかけにダッシュしていましたね。
演出とからめた中押し出目も秀逸なので、人気台でありながらスルメ的に楽しむ事もできた本当の意味での名機でした。
5号機名機ランキング番外編
ここからは惜しくもランキング入りを逃した、機種達を紹介します。
個人的にはこの機種達も名機といっていいレベルにあるかと思いますが、難点もあるので簡単にだけ紹介します。
ここは完全に好きな機種だね
順位じゃなくて気持ちを伝えたいという事で
アマゾンロード
マイナー機種ですが、5号機では不可能な『ストック機』というある意味誇大な宣伝をしていた謎めいた機種です。
実際にストックするのはARTストックで、ARTは次回ボーナスまで継続。だからストック機としての役割を実現できたでしょ、という説明。
何よりもマイナー機っぽさが漂う意味不明な演出が、リピーターをうまなかったのかもしれませんが、ストックの仕組みはかなりよかった。
別の会社が何かのタイアップでしっかり作り込んでいたら流行ったかもしれない惜しい機種です。
地元のホールが10台導入してずっこけてました。私しか打ってませんでしたね。
パンダーゼット
ラスターの回し者かと思われるかもしれませんが、倒産したラスターを宣伝しても何も意味はないので安心してください。
ARTに行くと95%ループする、という凶悪な性能が目玉の機種。
激辛スペックなので当然そう簡単にARTには入らないのだが、可愛い見た目に騙されたスロットをよく知らない方が打っていた印象です。
スロットって見た目も大事だな、というのを教訓にしてくれた個人的神台です。
神たま
ネタ枠っぽく感じるかもしれませんが、神たまはガチ名機だと思っています。
SNKプレイモアは本当にいい機種をたくさん出してくれました。スカイラブとかスーパーお父さんとか。
直接感謝を伝える事はできないが、どこかで見てくれていたらここにファンがいるよって伝えたいです。
順押し、中押し、逆押しで1枚役とる楽しさと、完走型RT、独特の世界観が本当に大好きでした。
何故流行らなかったのか全く理解できないくらい優秀なスペックとうるさくない演出が楽しかったです。
アニメキャラはタイアップではなく、オリジナルコンテンツだというから見事。今でもみこし音頭歌えます。
主役の子が可愛くなかったから流行らなかったのかな
アイムジャグラーEX
5号機で最も売れたのがこのアイムジャグラーEXなので当然無視できません。
ジャグラーは名機という枠ではなく、パチスロの常識のような枠なのでなかなか名機とするのが難しいですが導入実績はすごい。
アイムが5号機を救った、と表現されるほどの存在と稼働率があり、ホール関係者は感謝しているはずです。
4号機時代もジャグラーはありましたし6号機でもアイムジャグラーが出ましたね。
▼6号機Aタイプについてはこちらをご参考ください。
>>6号機Aタイプはパチスロの救世主となれるか？6号機のAタイプについて詳しく解説します。
銀河英雄伝説
ハイスペ機種の筆頭として、リンかけやダーマンの話には触れました。
しかし、ハイスペ機の中で圧倒的な脳汁排出率を誇ったのはやはり銀河英雄伝説でしょう。
G.S.ラッシュの"3連を超えたらどこまで7が揃ってしまうの…？”という興奮と、射幸心の塊でしかない画面に鎮座する7図柄は今思い出しても生唾ものだと言う人は少なくないはず。
まぁ、ほぼほぼ7連で終わるのですが。
ただ7連の壁を超えると次は13連までほぼ安牌。13連を超えたらその先は最大の36連まで確率はほぼ均等と、数多のホールを興奮のるつぼに変えてくれた名機。
空戦中も熱かったし、ボーナス中も何やかんや7揃いに期待できて、クソ退屈な通常時以外はずっと熱くなれる機種でした。
とても見づらかったスイカも今となっては良い思い出です。
撤去された5号機はもうホールで打つ事ができない
パチスロには最大6年間の設置期間しか認められていないので、期間が過ぎて撤去されれば当然のことながらもうホールで打つ事はできない。
家スロとして、台を購入しても正直あまりおもしろくないです。勝ち負けのないスロットというのはただのゲームになってしまいます。ではこれら名機が打ちたい人はどうすればいいのでしょうか？
大人しく6号機を打つのは選択できない、それは違いますよね。ならば名機達によく似たスロットはどうでしょうか？
オンカジスロットには5号機の魅力にも劣らない機種が沢山あります。一撃出玉は5号機スロットにも負けません。
もし5号機の名機達を懐かしいなと感じるのであればきっとオンカジスロットも受け入れられるはずです。
まとめ
あくまでもスロ廃人である著者が独断でチョイスしたものであり、好きな機種というよりもスロット名機としてどうなのか？を考えてランキングにしました。
古い機種が多い傾向にありますが、後々に完成された機種であるよりもリリース時の他機種との比較と、打った時の衝撃をランク付けした、といった感じです。
これからはこのような名機達を出会う事はできません。
新しい6号機を受け入れるか、新しいオンカジスロットを受け入れるかはそれぞれのスロッター次第だと思いますが、選択肢としてオンカジスロットを知らないというのは損をしてる気がしますよね。
この機会に是非チャレンジしてみてください。
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