ブラックジャックをプレイする際には、確率を把握しておくことが非常に重要です。
例えばナチュラル・ブラックジャックのハンドを手にすることのできる確率や、ヒットした際にバーストする確率は知っておく必要がある確率。
もちろん、ベーシックストラテジーチャートが有用であることは当然ですが、ブラックジャックの攻略に確率の理解は欠かすことができないのです。
ここではブラックジャックの確率について詳細に解説していきます。
確率は苦手で心配です…。
一つひとつ丁寧に説明していくから任せてね!
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もくじ
ブラックジャックの確率を把握する
ブラックジャックは還元率の高いカジノゲームとして知られています。
その期待値は約96%~102%。そのためブラックジャックは、高い還元率で勝ちやすいゲームと言えるわけです。
ブラックジャックでは様々な状況が予測できる状態で、起こるべく可能性の確率を把握しているのといないのでは、プレイに影響を与えます。
ベーシックストラテジーは確率に基づいた基本戦略
ブラックジャックと言えば、ベーシックストラテジーと呼ばれる基本戦略が広く知られています。
このベーシックストラテジーも確率論をベースに、最も理論上効率的な戦略の選択を示したチャートです。
このチャートの有効性に疑いがない以上、ブラックジャックにおいて確率をもとにした判断は欠かすことができないものと言えるのです。
▼ベーシックストラテジーの詳細はこちらをご参考ください。
ブラックジャックのカード確率
まずはブラックジャックにおけるカードの出現率を確認しておきましょう。
A~9 | 各それぞれ約7.69% |
10 | 30.76% (10、J、Q、Kの合計した確率) |
使用されるカードは、ダイヤ・ハート・スペード・クラブがそれぞれA~Kまで、合計52枚が使用されます。
ブラックジャックでは、複数のデッキが使用され8デッキが一般的です。
デッキ数に関わらずゲーム開始時、つまり未使用の場合は特定のカードが出る確率は、いずれも同じ確率になります。
ブラックジャックではゲームの進行に合わせてカードが消費されることになりますから、その確率は、ゲーム中に変動することとなります。
ゲーム開始時と、ゲーム終盤では確率に差があるのものブラックジャックで特定のカードが出現する確率は約7%と理解をしておくとよいでしょう。
特定のカードが出る確率は7.69%
例えばAが出る確率は、52枚のカードの中にAが4枚あることから、4÷52×100と計算して約7.69%と求めることができます。
一方、10とカウントするカードは、10・J・Q・Kと4種類ありますから、7.69×4と計算をして約30.76%と求めることができます。
10とカウントするカードは3枚~4枚に1回の割合で出現することになりますね。
カウンティングはブラックジャック最強の武器
カウンティングとは使用されたカードをカウントして、今後出現するカードを予測する手法です。
ブラックジャックは、ゲームの進行に合わせて各カードの出現率が変化をします。
10とカウントするカードの残りが多いか、はたまた少ないかでヒットスタンドの選択に大きな差が生じるのです。
カウンティングをすることで、残りのカードの確率をある程度まで絞ることができるのでブラックジャックでは、カウンティングは最強の武器となるのです。
そのためランドカジノでカウンティングは禁止された行為となっています。
▼カウンティングについてはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのカウンティングをわかりやすく徹底解説!
ナチュラルブラックジャックになる確率
ブラックジャックにおける無敵のハンド、ナチュラル・ブラックジャックを手にする確率を皆さんは知っていますか。
ナチュラルブラックジャックは配られた2枚のカードが、Aと10とカウントするカードのいずれかの組み合わせでできるハンドです。
この確率を求める計算式は、次のような計算式となります。
計算式
21が出る組み合わせ:8通り ÷ 全組み合わせ : 169通り = 約4.73%
計算すると約4.73%と確率が求められます。
この結果からナチュラル・ブラックジャックは、約20回に1回程度しか手にすることのできないハンドと理解することができます。
ナチュラル・ブラックジャックともなればさすがにそんなもんですよね。
逆に言うと20回に1回は出る可能性があるってことだよね♪
ブラックジャックでスプリットできる確率
スプリットできるハンドとは、最初に配られる2枚のカードがペアとなる必要があります。
このペアのハンドを手にした場合、プレイヤーはスプリットというハンドを2つに分割するアクションの選択が可能になります。
計算式
同じ数字になる組み合わせ:25通り÷全組み合わせ:169=約14.79%
計算をすると約14.79%の確率と求めることができます。
この事から、約9回に1回程度手にすることのできるハンドと確認ができます。
▼スプリットについてはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのスプリットのタイミングとは?見極める4つの厳選ポイントを紹介!
ブラックジャックでバーストする確率
ブラックジャックにおいてプレイヤーのバーストは、その時点で負けを意味することとなります。
仮にディーラーもバーストしても引き分けとはならず負けとなるのです。そのためプレイヤーはバーストしないことが重要となります。
つまりバーストの可能性の確率をしっかり把握しておくこと、これは非常に重要であるということです。
同時にディーラーのアップカードからディーラーのハンドを予測し、ディーラーのバーストの確率も把握できれば戦略の選択の幅が広がります。
そして有利にゲームを進めることが可能になるのです。
プレイヤーがバーストする確率
ハンド合計 | 次のヒットでバーストする確率 |
11以下 | バーストしない |
12 | 30.79% |
13 | 38.48% |
14 | 46.17% |
15 | 53.86% |
16 | 61.55% |
17 | 69.24% |
18 | 76.93% |
19 | 84.62% |
20 | 92.31% |
プレイヤーのハンドが11以下の場合はバーストする可能性がないので、プレイヤーのハンドが12以上の場合を調べると上記の表のようになります。
特筆するのは、17以上のハンドの場合、ヒットを選択すると実に約7割もの確率でバーストする可能性があるのです。
ベーシックストラテジーチャートでも17以上はいかなる状況でもスタンドとなるのも納得できる数字です。
ディーラーがバーストする確率
アップカードの数字 | バースト確率 |
2 | 35.3% |
3 | 37.5% |
4 | 40.3% |
5 | 42.9% |
6 | 42.1% |
7 | 26.0% |
8 | 23.9% |
9 | 23.3% |
10 | 21.4% |
A | 11.6% |
ディーラーのハンドにおいても、ハンドが12以上の場合のバーストする確率は、上記の上のプレイヤーの場合と全く同じです。
ブラックジャックでは、プレイヤーのアクションの選択は、ディーラーのアップカードからディーラーのハンドを予測して行うことになります。
ディーラーのアップカードとは、ディーラーのハンドの見えている1枚のカードをアップカードといいます。
そこで、ディーラーのアップカードからバーストする確率を求めると以下の表のようになります。
平均で28.36%、約4回に1回ディーラーはバーストする可能性があるのです。
また、ディーラーのバースト確率はアップカードによっても大きく異なる実情があり、約11%~43%と幅が広いことがわかります。
ブラックジャックのインシュランス成功確率
ディーラーのアップカードがAの場合、プレイヤーはディーラーのナチュラル・ブラックジャックに対して保険を掛けることができます。
この保険を掛けるアクションをインシュランスといいます。
インシュランスには、賭け金の半額をベットする必要があり、成功した場合(ディーラーのハンドがナチュラルブラックジャックだった場合)保険として掛けた金額の3倍が配当として支払われます。
インシュランスはアップカードがAだったときに賭けるため、引くべきカードは10~K。つまり確率は約30.76%となります。
▼インシュランスに関してはこちらをご参考ください。
>>ブラックジャックのインシュランスとは?具体例から詳しく解説します。
まとめ
ブラックジャックは、枚数の決まったカードを利用してプレイするゲームです。
そのため確率に支配されることとなり、確率を把握してゲームを進めるのと直感に頼ってゲームを進めるのでは、その結果に大きな差が生じてしまいます。
ブラックジャックの基本戦略と言われるベーシックストラテジーが、確率論を基本に最も高い勝率が得られる選択を示す通り、ブラックジャックにおいて確率の把握は欠かせません。
特にナチュラル・ブラックジャックを手にする確率、12以上のハンドでヒットを選択する際のバースト確率は把握しておくべき数字です。
ときに確率通りにならないのもブラックジャックですが長い目で見れば、確率を支配した者がブラックジャックの勝者となると言えるのです。
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